
どうも、株道経済研究所の管理人です。
スイングトレードに興味を持つ人って、もしかしたら
「いつかは専業で株一本で…」なんて思ってるんじゃないかな?
――と勝手に想像してます(笑)
でも正直なところ、本気で株で稼ぎたいと思うなら、スイングトレードを選んだあなたはかなり“正解”に近いのかもしれません。
もちろん、もし十分な資金があるなら王道の「長期投資」をおすすめしますし、
逆に一日中チャートに張り付く「デイトレード」は、ギャンブル要素が強くて初心者にはあまりおすすめできません。
その点スイングトレードは、チャートを見ながらテクニカル分析で基礎を身につけることができ、
「もっと腕を磨きたい!」と思えばファンダメンタル分析も取り入れて深掘りできる。
気がつけば自然と投資スキルがレベルアップしていく――そんな懐の広いトレード手法なんです。
さらに嬉しいのは、画面に張り付かなくてもできるシンプルなルールで回せること。
忙しい方や毎日チェックするのが大変な方でも、無理なく株のスイングトレードを始められます。
この記事では、株初心者向けにスイングトレードの基本の考え方や売買のポイントをわかりやすく解説します。
第1章 スイングトレードとは📊
スイングトレードとは、数日〜数週間で株の売買を完結させる投資スタイル のこと。
なぜ「スイング」と呼ばれるのか?
そもそも「スイング(swing)」とは「揺れ」や「波」を意味します。つまり、株価が上がったり下がったりする「波(スイング)」に乗って、利益を狙うのがスイングトレードです。
スイングトレードのメリット|忙しい株初心者でも始められる3つの理由📈
株の取引というと、デイトレーダーのように一日中パソコンとにらめっこするイメージがありますよね。
でも、スイングトレードはそんなスタイルとは全く違います。
ここでは、忙しい株初心者にとってスイングトレードが理想的な理由を、3つにまとめました。
💼 1. 日中は仕事や家事に集中できる
スイングトレード最大の魅力は、トレード画面に張り付かなくていいこと。
一度株を購入したら、数日〜数週間「放置」して、決めたルール通りに動けばOKです。
仕事中や家事の合間に株価を気にするストレスから解放されます。
本業やプライベートの時間を削ることなく、自分のペースで投資に取り組めます。
📈 2. 投資家としての総合力が自然に身につく
スイングトレードは、デイトレのように短時間で売買を繰り返すスタイルとは異なり、比較的ゆとりを持ってチャート分析(テクニカル分析)を活用できるのが特徴です。
さらに利益の精度を上げたいと思えば、企業の業績や経済状況を調べるファンダメンタル分析にも自然と手を広げられます。
投資信託やETFに預けっぱなしの長期投資と比べても、生きた知識と経験が着実に身につくのがスイングの大きなメリットです。
💰 3. デイトレより大きな利益を狙いやすい
デイトレードは1日の値動きの中で利益を確定させるため、得られる利益には限界があります。
スイングトレードは数日〜数週間かけて株価の上昇の波に乗るため、1回の取引でより大きな利益を狙えるのです。
少額の資金からでも、売買を繰り返すことで効率的に利益を積み重ねることができます。
スイングトレードにデメリットは?
スイングトレードは、デイトレのような瞬時の判断も必要なく、リスク管理もしやすいため、デメリットが少ないのが特徴です。
敢えて挙げるなら、それは 「もっと保有していれば、もっと利益を上げられたのに…」という後悔 くらい😅
スイングは数日〜数週間の株価の波に乗って利益を確定させます。
せっかく利益を確定させた株が、その後も上昇を続けることがありますが、これはあくまで結果論です。
重要なのは、自分で決めたルール「+〇%で決済」「保有期間が来たら売る」などを守ること。
ルールを破れば、その後の取引にも悪影響が出てしまいます。
この「ルールを守る意志」は、スイングトレードだけでなく株で成功するための鍵です。
第2章 スイングトレードの銘柄選びの基本ポイント📊
スイングトレードは、数日から数週間の株価の波に乗って利益を狙う手法です。
その波にうまく乗るためには、銘柄選びが何よりも重要になります。
ここでは、株初心者でも失敗しにくい基本ポイントを3つに絞って紹介します。
1. トレンドと流動性がある銘柄を選ぶ
スイングトレードで利益を狙うには、株価のトレンド(方向性)を捉えることが不可欠です。
移動平均線などのテクニカル指標を使い、明確な上昇または下降トレンドが発生している銘柄を探しましょう。
また、買いたい時にすぐ買え、売りたい時にすぐ売れる流動性の高さも大切です。
コンスタントに出来高が多い銘柄や、日経平均株価・TOPIXなどの代表的指数に構成されている銘柄は、放置トレードでも安心して取引できます。
2. テーマ性や話題性のある銘柄に注目する
株価は企業の業績だけでなく、ニュースや市場の関心によっても動きます。
業績が好調、あるいは新しい商品やサービスで注目されている企業など、テーマ性や話題性のある銘柄は、短期的な株価の波に乗りやすい傾向があります。
ただし、話題だけで加熱しすぎている銘柄は、急な下落リスクも伴うため、避けるのが賢明です。
3. 信頼できる企業の銘柄を選ぶ
スイングトレードはテクニカル分析中心ですが、企業の安定性も無視できません。
経営状態や財務体質が優良な企業を選ぶことで、予期せぬリスクを抑えつつ、安心して波に乗ることができます。
日経225やJPX400に採用されている銘柄は、企業価値が安定しており、初心者でも取り組みやすいです。
まずはこうした流動性が高く信頼できる銘柄から、少額で投資を始めるのがおすすめです。
スイングトレードで銘柄選びをするときの基本は、「波に乗れる銘柄」「売買がスムーズな銘柄」「安定性のある銘柄」を選ぶこと。
- 明確なトレンドがあり流動性が高い
- 適度なテーマ性・話題性がある
- 財務や経営の安定した企業
まずはこの3つのポイントを押さえて、少額から無理なく始めるのがスイングトレード成功の近道です。
第3章 スイングトレードの売買タイミングの基本📈
スイングトレードでは、株価の波にうまく乗るために「いつ買うか」「いつ売るか」をルール化することが成功のポイントです。
細かい値動きに一喜一憂せず、あらかじめ決めた基準に沿って機械的に取引するのがコツです。
買い(エントリー)の基本タイミング
- 押し目買いを狙う
上昇トレンド中の一時的な下落(押し目)で買うのが基本です。
- 移動平均線の活用: 上昇中に25日移動平均線付近で反発したタイミング
- サポートラインの活用: 過去の安値ラインで反発したことを確認してから買う
- ゴールデンクロスでトレンド転換を確認
短期線が長期線を下から上に抜ける「ゴールデンクロス」は、上昇トレンドの始まりを示すサインです。 - ブレイクアウト
過去の高値や抵抗線を株価が上抜ける「ブレイクアウト」は、トレンドの勢いが強いことを示す買いサインです。
売り(決済)の基本タイミング
スイングトレードでは、決済タイミングをルール化して機械的に売ることが重要です。
- 保有期間で決済
- 自分で決めた「数日〜数週間」の期間が終了したら売る
- ルールを守ることで、感情に左右されず安定した利益を確保できます
- 利益目標で決済
- 「+5〜10%で利確」など、あらかじめ決めた利益幅に到達したら売る
- 波に乗れた時点で機械的に売ることで、欲張りすぎによる損失を防げます
- トレンド転換の目安で決済
- 上昇トレンドの勢いが弱まったとき
- 直近高値のブレイク失敗などを目安に売却する
📌売買判断のポイント
- 順張りが基本: トレンドの方向に沿った取引が基本です
- 複数時間軸で分析: 日足・週足で大局を把握し、4時間足や1時間足で細かくタイミングを確認
- 出来高の確認: トレンドに出来高が伴っているかで信頼性を判断
第4章 僕のスイング流ルール

僕が実際にやっているスイングトレードのスタイルは、とにかくシンプル&機械的です。
基本ルールはたったこれだけ:
- 月曜日に買って金曜日に全て決済
個別株の値動きを見ながら、注文を出したらあとは金曜まで放置。
「損切りできない…」という方でも、金曜に必ず決済するルールなら安心です(笑) - 銘柄選びの目安
①レンジ相場でバンドが広がったとき
②75日移動平均線を力強く抜けたタイミング
こういった条件を満たした銘柄に絞ることで、迷わずエントリーできます。
まずは小額からスタートし、利益や損失をコントロールしながら慣れていくのがコツです。
さらに、RSIやMACDなどのテクニカル指標も併用して、自分なりに売買の精度を高めることもできます。
こうして機械的に売買することで、感情に振り回されず、大きな損害を減らすことができるのが僕のスイング流です。
まとめ:無理せず続けられるスイングトレードの基本
スイングトレードは、デイトレのように画面に張り付かず、少額からでも始められる手法で、株初心者でも取り組みやすいスタイルです。
- 銘柄選びはトレンドと流動性を確認
- 買いのタイミングは押し目やトレンド転換、バンドの広がりなどのテクニカルサインを活用
- 売りはトレンドの転換や抵抗線、決めた利益水準・損切りラインに基づいて判断
僕のスイングスタイル
僕は、月曜日に買って金曜日に売るというシンプルなやり方にたどり着きました。細かい部分では改良の余地もあるのかなと思っていますが、今のところこのスタイルでスイングはずっと続けていますし、結構気に入っています😎
このスタイルの良いところは、一度エントリーしたらほとんど放置できること。感情に振り回されず、機械的に売買することで大きな損害を避けつつ、効率よく利益を積み重ねられます。
まずは少額で試し、自分なりにRSIやMACDなどを併用して精度を高めながら、無理なく続けるのがおすすめです。
三菱UFJeスマート証券のこちらの記事も参考にどうぞ。
スイングトレードとは?指標や時間軸についても解説
もし「デイトレもやってみたい」と考えている方
まずこちらの記事を読んでみてください。
デイトレを初心者にオススメできない3つの理由【失敗しない投資の第一歩】
コメント