単元未満株はリアルタイム取引できる?対応証券会社を比較【2026年最新版】

単元未満株はリアルタイム取引できる?対応証券会社を比較した2026年最新版の解説イメージ 株式投資
単元未満株はリアルタイム取引できる?対応証券会社を比較した2026年最新版の解説イメージ

単元未満株は、1株から株式投資ができる便利な仕組みです。
少額からコツコツ投資したい人にとって人気のある投資方法でもあります。

僕自身も単元未満株投資を続けていて、楽天ポイントやVポイントが150ポイントほど貯まったタイミングでNTT株を1株ずつ買うのを楽しみにしています。100円玉貯金のような感覚で続けられるのが、単元未満株の魅力だと感じています。

そんな中でふと思ったのが、「単元未満株ってリアルタイムで売買できないの?」という疑問でした。

実は、単元未満株は証券会社によって取引方法が大きく異なり、リアルタイムで売買できる場合とできない場合があります。知らずに利用すると、思った価格で買えなかったり、すぐに売却できなかったりすることもあります。

この記事では、単元未満株はリアルタイム取引ができるのかを解説しながら、各証券会社の違いや特徴をわかりやすく紹介していきます。

単元未満株はリアルタイム取引できる?

多くの証券会社では、単元未満株の注文は「寄付(よりつき)」や「引け(ひけ)」など、あらかじめ決められたタイミングでまとめて約定する方式が採用されています。そのため、通常の株式取引のように好きな価格やタイミングで売買できないケースが一般的です。

では、リアルタイム(取引時間中)で売買することはできないのでしょうか。

結論から言うと、単元未満株をリアルタイムで取引できる主要ネット証券は楽天証券のみ(2026年3月現在)となっています。

証券会社によって取引方式が異なるため、単元未満株の使い勝手は口座選びによって大きく変わります。

主要ネット証券の単元未満株サービス比較(2026年現在)

証券会社リアルタイム取引注文方法寄付取引手数料(税込)特徴
楽天証券◎ 対応指値・成行無料(スプレッドあり)かぶミニ対応・リアルタイム売買可能
SBI証券× 非対応無料S株(寄付・引け約定)
auカブコム証券× 非対応約定代金の0.55%(最低52円)プチ株
マネックス証券× 非対応買付無料/売却0.55%(最低52円)ワン株
松井証券× 非対応×売却0.55%(最低手数料なし)売却のみ対応

つまり、単元未満株をリアルタイムで売買したいなら、
口座選びの時点で楽天証券一択になります。

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単元未満株でリアルタイム取引のメリット

楽天証券のかぶミニでデイトレードの練習をする男性のイメージイラスト

単元未満株(1株〜99株)のリアルタイム取引は、通常の株式取引と同じ取引時間中に注文が約定する点が最大の特徴です。

多くの単元未満株サービスでは、「前場の寄り付き」や「後場の寄り付き」など、決められたタイミングでまとめて約定する方式が採用されています。そのため、注文した瞬間に売買が成立するわけではありません。

一方、リアルタイム取引に対応している場合は、通常株と同じ感覚で売買できるため、投資の自由度が大きく向上します。

僕自身が感じているリアルタイム取引の最大のメリットは、少額でデイトレード(日計り取引)の練習ができることです。1株単位で売買できるため、大きな資金を使わなくても値動きの感覚や注文タイミングを学ぶことができます。初心者が実践経験を積む手段としても、単元未満株は非常に相性が良いと感じています。

なお、単元未満株で寄付・引けといった約定制限がなく、リアルタイムで売買できるサービスは、2026年現在では楽天証券の「かぶミニ®」のみとなっています。

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単元未満株で使えるポイント比較

単元未満株投資の魅力のひとつが、各証券会社のポイントを使って株式を購入できる点です。日常の買い物やクレジットカード利用で貯まったポイントを投資に回せるため、現金を使わずに資産運用を始めることも可能です。

現在、主要ネット証券では以下のようなポイント投資に対応しています。

主要証券会社と対応ポイント一覧

証券会社利用できるポイント対象取引
SBI証券Vポイント、Pontaポイント国内株式(現物)、S株(単元未満株)など
楽天証券楽天ポイント国内株式(現物)、かぶミニ®(単元未満株)など
マネックス証券マネックスポイント国内株式の売買手数料に充当
三菱UFJ eスマート証券Pontaポイントプチ株®(単元未満株)

リアルタイムで取引できるけど…デイトレード向きではない理由

楽天証券の「かぶミニ®」では、単元未満株でもリアルタイム取引が可能です。
しかし、メリットばかりではなく、短期売買では注意すべき点があります。

「かぶミニ®(単元未満株取引)」で取引できる国内株式は 2,160銘柄(※2026年3月時点)
そのうち、リアルタイム取引に対応しているのは 1,015銘柄 に限られます。

少額で「デイトレードの練習」はできる

かぶミニ®の最大のメリットは、少額から実践経験を積める点です。

  • 数百円〜数万円の低リスクで売買できる
  • 実際の値動きでエントリー判断を練習できる
  • 損切りや利確タイミングの感覚を学べる

特に、100株では数百万円必要な値嵩株でも、1株単位なら数万円で取引可能です。

つまり、

👉 「デイトレードの練習環境」としては非常に優秀です。

しかし短期売買で利益を狙うには不向き

先ほど「練習にはなる」と説明しましたが、
実際にデイトレードで利益を積み重ねる用途には向いていません。

理由はシンプルです。

スプレッド(実質コスト)があるため

かぶミニ®のリアルタイム取引では、売買手数料は無料ですが、代わりにスプレッドが発生します。

取引方法売買手数料スプレッド合計コスト
寄付取引無料なし0円
リアルタイム取引無料0.22%0.22%

※往復(買い+売り)では 0.44% のコストになります。

NTT株(150円)でコストを具体例解説

■10株購入する場合(かぶミニ®)

投資金額:1,500円

寄付取引

  • 手数料:0円
  • スプレッド:0円
    1,500円

リアルタイム取引

  • 手数料:0円
  • スプレッド:3.3円(1,500円 × 0.22%)

➡ 約 1,504円(端数切り上げ)

リアルタイム取引の「損益分岐ライン」

往復スプレッドは 0.44%

NTT株(150円)の場合:

  • 買いコスト:0.33円
  • 売りコスト:0.33円
  • 合計コスト:0.66円

NTTの呼値は 0.1円単位です。

❌ 4ピップス上昇(+0.4円)

150.4円 − 0.66円 = 149.74円(マイナス)

✅ 7ピップス上昇(+0.7円)

150.7円 − 0.66円 = 150.04円(ようやくプラス)

つまり、

👉 少しの値動きでは利益にならない構造になっています。

本格的なデイトレードなら別サービスが有利

短期売買で収益を狙うなら、

  • スプレッドなし
  • 約定スピードが速い
  • デイトレ向け制度がある

単元株の「一日信用取引」などの方が圧倒的に有利です。

現実的な使い方(おすすめステップ)

1️⃣ かぶミニ®で売買の感覚を掴む

2️⃣ 資金管理・損切りを練習

3️⃣ 慣れたら単元株へ移行

このステップが、初心者にとって最も現実的といえるでしょう。

まとめ

僕のように、貯まったポイントでNTT株を1株ずつ積み立てるような投資スタイルであれば、リアルタイム取引は必須ではありません。

スプレッドを支払う必要がない「寄付取引」を使えば、コスト無料で購入できます。
長期投資やポイント投資との相性はこちらの方が良いと感じています。

一方で、「デイトレードの練習」という目的であれば話は別です。

リアルタイム取引ではスプレッド(0.22%)が発生しますが、僕はこのコストをハンデ付きのトレード環境として捉えています。

デイトレードで往復0.44%のコストを払いながら利益を出すのは、実際かなり難易度が高めです。

しかし、

「このコストを差し引いてもプラスにできるか?」

という厳しい条件で練習することで、将来100株単位(スプレッドなし・低コスト環境)へ移行したとき、トレードの難易度が一気に下がって感じられるはずです。

つまり、単元未満株のリアルタイム取引は、

  • ✅ 長期投資 → 寄付取引が向いている
  • ✅ デイトレ練習 → リアルタイム取引が有効

というように、目的に応じて使い分けるのが最適解だと思います。

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