
「個人向け国債」が、2027年1月発行分から
「個人向け国債プラス」に名称変更されます。
“プラス”と聞いた瞬間、
新NISAみたいな進化を勝手に想像してしまったのですが……
国債好きとしては、正直ちょっと首をかしげる内容でした😑
1. 変更点は「購入対象の拡大」のみ
今回のリニューアルの核心は、これまで「個人」に限定されていた購入対象を、「学校法人」や「公益法人」などの法人等にも広げることにあります。
- 旧制度: 購入できるのは「個人」のみ
- 新制度(プラス): 個人に加え、一部の法人等も購入可能に
つまり、「プラス」と名前は派手になったものの、
個人投資家にとっての利回り・条件・使い勝手は、何ひとつ変わっていません。
制度が良くなったというより、
「対象を広げただけ」
これが今回の名称変更の正体です。
👉 個人向け国債の基本から仕組み・買い方までまとめた記事はこちら
個人向け国債のいろは|仕組みから買い方まで疑問をわかりやすく解説【保存版】
名称変更で本当に「改善」して欲しかったポイント(希望)
もし本当に「個人向け国債プラス」という名前にふさわしい進化をするなら、
個人的には、せめてこのくらいのアップデートは欲しかったというのが本音です。
① 非課税枠との連動(国債専用NISA的な仕組み)
NISAとは別に、国債専用の非課税枠を新設する。
これは以前から、国債好きのあいだではよく出ている要望です。
利息にかかる 20.315%の税金が非課税になるだけ でも、
実質利回りは体感でかなり変わります。
「安全資産は税制で優遇する」
──そんなメッセージがあっても良かったんじゃないか、と思います。
② 中途換金ペナルティの撤廃、またはせめて緩和
- ✅1年経たないと換金できない
- ✅換金時に直近2回分の利息が差し引かれる
このルール、長期保有前提なら理解できますが、
流動性を重視する現役世代には正直キツい。
ここがもう少し柔らかくなれば、
「預金の代わり+α」として使いやすくなったはずです。
③ 満期保有者への“プラス特典”
せっかく「プラス」と名乗るなら、
満期まで持ち切った人へのご褒美があってもよかった。
- ✅満期保有でボーナス金利
- ✅ちょっとしたギフト券
- ✅次回購入時の優遇
金額の大小じゃなく、
「ちゃんと長く持ってくれてありがとう」
という仕組みが欲しかった、という話です。
まとめ:名前負けしない「真のプラス」を期待したい!
「個人向け国債プラス」と聞いて、
正直、新NISAみたいな進化をどこかで期待していました。
結果としては、個人投資家にとっては大きな変化はなし。
今回は“名前が先行した”という印象です。
それでも、
いつか個人向け国債も本当の意味で「プラス」になる日を、
国債好きとして期待しています。


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