村田製作所がサイバー攻撃による不正アクセスを発表 一部データ流出の可能性

データを持ち出そうとする男 ニュース
データを持ち出そうとする男

どうも、投資ブロガーのsnowです。

今日は、電子部品メーカーの村田製作所(6981)がサイバー攻撃を受けたと発表したニュースについてお伝えします。

このニュースは、サイバーセキュリティの重要性を改めて示すものだと思います。国内の電子部品メーカーを巡っては、3月30日に京セラの米子会社もサイバー攻撃を受けたことが報じられています。サイバー攻撃は、企業の信用や業績に大きな影響を与えるだけでなく、個人情報や機密情報の流出によって社会全体に深刻な被害をもたらす可能性があります。

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不正アクセスの概要

村田製作所は4月27日、同社のネットワークが第三者による不正アクセスを受け、サーバー内の一部データが読み出された可能性があると発表しました 。

対象となったデータの種類や攻撃の手口など詳細は明らかにしていません。被害の確認後、外部からのアクセス制限や侵入経路の遮断など必要な対策を講じたということです 。

不正アクセスを確認したのは3月16日。複数のサーバーが対象となったそうです。アクセス回数や開始時期は調査中ということです 。関係機関に報告し、セキュリティー専門機関の協力を得て影響範囲の調査を進め、再発防止策も検討しているとのことです 。

サイバーセキュリティの重要性

サイバー攻撃に対する備えは、今や企業にとって必須のものです。サイバーセキュリティクラウドが発表した調査レポートによると、2021年にサイバー攻撃による個人情報漏えい被害を公表した上場企業の約8割の株価が下落し、最大下落率は21.6%、平均下落率は2.8%だったそうです。また、情報漏えいに関する適時開示前日と適時開示を行った30日後、60日後を比較したところ、平均下落率がそれぞれ5.2%、5.0%となり、株価の回復が鈍いことも分かりました。

個人も対策を

個人がデータ流出に対してできる対策としては、パスワードの定期的な変更、強固なパスワードの使用、不審なメールやリンクの開かないよう注意することなどが挙げられます。また、個人情報を入力する際には、そのサイトが信頼できるものか確認することも重要です。

私は、なぜか企業の個人情報流出に巻き込まれやすいんですよね(-“-)

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