1分でわかるIPO|公募・売出・OAって何?「当選確率」にどう響く?

IPOの公募・売出・OAの仕組みと当選確率への影響を1分で解説するインフォグラフィック 1分でわかるIPO
IPOの公募・売出・OAの仕組みと当選確率への影響を1分で解説するインフォグラフィック

結論:公募・売出・OA、
この3つの「合計」が、当選のしやすさと銘柄の重さを決めます。

IPOの募集要項に出てくる
「公募」「売出」「OA(オーバーアロットメント)」。

実はこれらは、
私たち個人投資家が「どれくらい当たりやすいか」
を見抜くための重要なヒントです。

① 公募・売出(ベースとなる株数)

  • 公募:会社が新しく発行する株
  • 売出:創業者やVCなどが保有株を売る分

まずは、
公募+売出=販売のベースとなる株数

この時点で株数が多いほど、
銘柄は「重く」、当選後の初値は伸びにくくなります。

② オーバーアロットメント(OA)=追加の販売枠

OAとは、
想定以上の人気に対応するため、追加で用意される販売枠です。

💡 ここがポイント
OAが設定されている銘柄は、
配分される株数が増える=当選本数が増えやすい

※ OA(オーバーアロットメント)は、
公募+売出株数の最大15%前後が目安です。

つまり、
「OAあり」= 抽選チャンスが広がる銘柄
と考えてOKです。

③ どこで「確定した数字」を見るの?

条件が確定すると、証券会社から
「発行価格及び売出価格並びにオーバーアロットメントによる売出しの実施等に関するお知らせ」
が公表されます。

この内容が反映された
👉 「訂正目論見書」 が最終チェックポイント。

ここで初めて、
最終的な株数・吸収金額・当選のしやすさが確定します。

💡 1分で判断するなら、見るのはこの「式」だけ

IPOでまず確認すべきなのは、
細かい用語ではありません。

見るのは「合計」と「掛け算」だけでOKです。

公募 + 売出 + OA
今回市場に出てくる株の総数

株の総数 × 公募価格
吸収金額(小型案件か/大型案件か)

この2行がわかれば、
そのIPOが
当たりやすい小型案件なのか
当たりにくい大型案件なのか

を1分で判断できます。

まとめ(1分結論)

  • 公募+売出+OA=全体の販売数
  • OAあり=当選本数が増えやすい
  • 最終判断は「訂正目論見書」
    → 確定数字で、吸収金額を再チェック

⚠️ ここは誤解しないで

この記事でいう
「当選しやすい」「チャンスが広がる」という話は、
あくまで“抽選に当たる確率”の話です。

  • OAが多い
    → 当選本数は増えやすい
    → しかし同時に 吸収金額は増える

つまり、
当たりやすい=初値が跳ねるとは限りません。

初値の軽さ・重さを判断する際は、
▶︎ 吸収金額(小型かどうか)
▶︎ 株主構成・ロックアップ
と合わせて見ることが重要です。

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