【配当・優待の権利確定日がバラバラの株5選】1銘柄で何度も楽しめる珍しい株

配当と株主優待の権利確定日がバラバラな日本株5選を紹介する記事のアイキャッチ画像。自宅のトレーディングルームで、デジタルギフト優待に喜ぶ個人投資家のイラスト。 株主優待
配当と株主優待の権利確定日がバラバラな日本株5選を紹介する記事の画像。自宅のトレーディングルームで、デジタルギフト優待に喜ぶ個人投資家のイラスト。

株の楽しみといえば、やはり「配当金」や「株主優待」を受け取る瞬間ですよね。
しかし、多くの日本株は権利確定日が年1〜2回ほど。次の権利月まで期間が空くため、「もっと頻繁に楽しみが欲しいな…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

通常、多くの日本株は、配当金と株主優待の権利確定月が同じ月にまとめられています。
しかし中には、配当と株主優待の権利確定月(権利月)がバラバラに設定されている“ちょっと珍しい銘柄”も存在します。

こうした銘柄は、1つ保有しているだけでも、「次は配当」「今度は優待」と、年に何度も楽しみがやってくるのが魅力。
権利月を分散させながら投資を楽しみたい人にとっては、かなり面白い存在です。

過去には、このような「投資の楽しみを増やす」という視点で、

といった記事も執筆してきました。

今回ご紹介するのは、そうした“年4回銘柄”とはまた少し違う、配当と優待のタイミングがズレていることで何度も楽しめるユニークな株です。

この記事では、【配当・優待の権利確定日がバラバラの株5選】を厳選してご紹介します。
「投資の楽しみを増やしたい」「配当も優待も長く楽しみたい」という方は、ぜひ銘柄選びの参考にしてみてください。

8927 明豊エンタープライズ

明豊エンタープライズ(8927)の配当と株主優待の権利確定月を解説したイラスト。

都内を中心に投資用アパートを展開する不動産会社です。

項目内容
配当の権利確定月1月(中間) / 7月(期末)
優待の権利確定月4月 / 10月(年2回)
優待獲得の最低条件1,000株以上
優待内容デジタルギフト(各8,000円分 / 年間16,000円分)
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明豊エンタープライズのココが楽しみ!

明豊エンタープライズの魅力は、配当と株主優待の権利月がキレイに分散されていることです。
配当は1月・7月、株主優待は4月・10月となっており、1つの銘柄を保有しているだけで、年間を通して何度も楽しみがやってきます。

優待をもらうには1,000株以上必要ですが、年2回もらえるデジタルギフトは使い勝手も良く、還元額として見てもかなり魅力的です。

3912 モバイルファクトリー

モバイルファクトリー(3912)の株主優待をイメージしたイラスト。位置情報ゲーム「駅メモ!」風の世界観で、スマホを持つ投資家風キャラクターがデジタルギフト優待に喜んでいる様子。

位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」の開発などで知られる企業です。

項目 内容
配当の権利確定月6月(中間) / 12月(期末)
優待の権利確定月3月 / 9月(年2回)
優待獲得の最低条件1,000株以上 + 1年以上継続保有
優待内容デジタルギフト(各10,000円分 / 年間20,000円分)
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モバイルファクトリーのココが楽しみ!

モバイルファクトリーも、1銘柄で年4回の楽しみがある珍しい銘柄です。

優待の獲得には「1,000株以上かつ1年以上の継続保有(株主名簿に連続3回以上記載)」という条件があるため、まとまった資金と保有期間が必要になります。
ただ、そのハードルに見合うだけの株主還元の厚さも、この銘柄の魅力です。

同社は株主還元に非常に積極的なことで知られており、「減配をしない累進配当」を前提に、総還元性向60%という高い目標を掲げています。

単に“年4回楽しめる株”というだけでなく、「還元重視の企業を長く持ちたい」という人にとっても、かなり面白い1銘柄といえそうです。

4450 パワーソリューションズ

パワーソリューションズ(4450)の株主優待をイメージしたイラスト。金融機関向けシステム開発やRPA支援を背景に、QUOカード優待に喜ぶ投資家風キャラクターが描かれている。

金融機関向けにシステム開発やRPA導入支援を行う企業です。

項目 内容
配当の権利確定月6月(中間) / 12月(期末)
優待の権利確定月4月 / 10月(年2回)
優待獲得の最低条件100株以上
優待内容QUOカード(各4,000円分 ※保有期間でアップ)
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パワーソリューションズのココが楽しみ!

本決算・中間決算のタイミングとなる6月・12月に配当がある一方で、株主優待は4月・10月という少し珍しい権利月に設定されています。この銘柄も「次は配当」「今度は優待」と、1銘柄でも年間を通して楽しみが分散されているのが魅力です。

こちらは嬉しい“100株から優待対象”という点もポイント。
また、6カ月以上の継続保有でQUOカード額面が500円増額される特典もあり、「長く持つ楽しみ」が用意されているのも嬉しいところです。

3962 チェンジホールディングス

チェンジホールディングス(3962)の株主優待をイメージしたイラスト。地方創生やDX支援を背景に、デジタルギフト優待に喜ぶ投資家風キャラクターや「ふるさとチョイス」を連想させるイメージが描かれている。

地方創生(ふるさとチョイス運営)や企業のDX支援を手がける企業です。

項目 内容
配当の権利確定月3月(期末の年1回)
優待の権利確定月6月 / 12月(年2回)
優待獲得の最低条件300株以上
優待内容デジタルギフト(300株で7,500円相当〜 ※保有期間でアップ)
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チェンジホールディングスのココが楽しみ!

多くの日本株が「3月に配当も優待もまとめて権利確定」という形を取る中、チェンジホールディングスも少し珍しいタイプです。

配当は3月の年1回ですが、株主優待は6月・12月に設定されており、権利月が分散されていることで、“次の楽しみ”が後からやってくる構造になっています。
優待をもらうには「300株以上」の保有が必要になりますが、内容は人気のデジタルギフト。
さらに、保有期間に応じて優待額がアップする仕組みも用意されています。

また、同社は株主優待制度について「2029年6月末まで継続予定」と公表している点も特徴的。
優待株で気になる“突然の廃止リスク”が比較的見えにくいのは、長期保有を考えるうえでも安心感があります。

6504 富士電機

富士電機(6504)の株主優待をイメージしたイラスト。自動販売機やパワー半導体、重電インフラを背景に、オリジナルカレンダー優待に喜ぶ投資家風キャラクターが描かれている。

パワー半導体や自動販売機、重電インフラを手がける名門企業です。

項目 内容
配当の権利確定月9月(中間) /3月(期末)
優待の権利確定月6月(年1回実施 ※発送・案内タイミングは11月下旬)
優待獲得の最低条件1株以上(全株主対象)
優待内容自社オリジナルカレンダー(希望者全員)
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富士電機のココが楽しみ!

配当金は一般的な日本株と同じ3月と9月に確定しますが、株主優待の権利確定月は6月末という変則スケジュールになっています。

株価は執筆時の5月時点で16,280円ですが、最大の魅力は、この優待が「1株以上のすべての株主」を対象にしている点です。 希望すれば全員オリジナルカレンダーが貰えます。

実は僕もカレンダー目当てで数年前から1株だけ持っています(笑)

権利確定月がバラバラな株に投資するときの3つの注意点

1銘柄で何度も楽しめるユニークな“バラバラ株”ですが、実際に投資する前には、以下の3点だけはしっかり確認しておきましょう。

① 優待をもらうための「最低株数」と「保有期間」を確認する

今回ご紹介した銘柄は、それぞれ優待条件がかなり異なります。

特に注意したいのが、「買ってすぐ優待がもらえる株」と、「長期保有が必要な株」が混ざっている点です。

  • 1株(少額)からすぐもらえる:富士電機
  • 100株からすぐもらえる:パワーソリューションズ
  • 300株からすぐもらえる:チェンジホールディングス
  • 1,000株からすぐもらえる:明豊エンタープライズ
  • 1,000株+1年以上の継続保有が必要:モバイルファクトリー

特にモバイルファクトリー(3912)は、「保有期間」の条件もあるため要注意。
「せっかく買ったのに優待対象じゃなかった…」という失敗を防ぐためにも、購入前に最新条件は必ず確認しておきましょう。

② 権利落ちによる株価下落リスク

配当金や株主優待の権利を得られる「権利確定日」の直後は、利益確定売りが増え、一時的に株価が下落しやすくなります(権利落ち)。

今回のような“バラバラ株”は、配当と優待の権利月が分かれているため、1年の中で株価が動きやすいタイミングも増える傾向があります。

「配当や優待が欲しい!」という気持ちだけで飛びつくと、株価下落の方が大きくなるケースもあるため注意が必要です。

③ 配当や優待は「企業の業績」があってこそ(最重要)

そして最も大切なのは、配当金や株主優待は永久に保証されるものではない、という点です。

企業業績が悪化すれば、

  • 減配(配当金の減額)
  • 優待改悪
  • 優待廃止

が起こる可能性は常にあります。

「何度も楽しめるから」という理由だけで選ぶのではなく、

  • しっかり利益を出しているか
  • 今後も成長できそうか
  • 無理な還元をしていないか

まで含めて見ることが大切です。

配当や優待を楽しみつつ、最終的には“良い会社を長く持つ”という視点で付き合っていきたいですね。

まとめ

今回ご紹介したのは、「優待月」と「配当月」がバラバラになっている、少し珍しい日本株たちです。

年4回のように楽しみが分散されていたり、通常とは違うタイミングで優待や配当がやってくるのは、やはり株を持つ楽しさの1つだと思います。

ただし、前章でも触れた通り、「何回ももらえるから」という理由だけで投資するのは個人的にはあまりおすすめしません。
結局いちばん大事なのは、その企業の業績や将来性だからです。

ちなみに、ぶっちゃけると、僕が実際に保有しているのはチェンジHDと、富士電機の1株だけです(笑)


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