アルゴって何?自動売買の仕組みと対策を個人投資家にも分かりやすく解説!

株の知識

どうも、投資ブロガーのsnowです。

株でスキャやデイトレをやっていると、とても人間がやっているとは思えないようなスピードで売買が行われている時があります。人は皆それをアルゴと呼びます(笑)

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【アルゴって何?】

「アルゴ」とは、「アルゴリズムトレーディング」の略語で自動売買のことを指す一般的な用語として使用されます。コンピュータープログラムを用いた自動取引のことを指します。アルゴリズムトレーディングは、市場データや価格の変化を監視し、あらかじめプログラムされた取引戦略に基づいて自動的に取引を行うことができます。

アルゴリズムトレーディングは、人間が行うトレーディングと比べて、高速かつ正確な取引が可能で、市場データの分析に基づく意思決定を迅速に行うことができます

アルゴリズムトレーディングは、主にヘッジファンドや投資銀行などの機関投資家によって使用されていますが、個人投資家にも利用されることがあります。

【アルゴの仕組みとは?】

アルゴリズムトレーディングは、数学的なアルゴリズムを使用して、市場のデータを解析し、自動的に取引を行うことができる方法です。アルゴリズムトレーディングを行うには、まず、トレーダーが取引戦略をプログラムにコード化します。このプログラムは、市場データに基づいて、トレーディングを自動的に実行するように設計されます。

アルゴリズムトレーディングは、通常、プログラムが定期的に市場データを収集し、特定の条件が満たされた場合にトレーディングを実行するように設定されています。たとえば、プログラムは、株価が特定の閾値(しきいち)を下回った場合に、自動的に株を売却することができます。また、プログラムは、株価が特定のレベルに達した場合に、株を自動的に購入するようにも設定できます。

アルゴリズムトレーディングは、一般的に高速で正確であり、人間のトレーダーができない迅速な市場変動に対応することができます。しかし、アルゴリズムトレーディングは、十分な注意を払ってプログラムを設計しないと、思わぬ損失を招くことがあります。

【アルゴに狙われやすい銘柄ってあるの?】

アルゴに狙われやすい銘柄とはあるのでしょうか?
一般論として、アルゴリズムトレーディングが狙いやすい銘柄には以下のような特徴があるとされています。

  • 出来高の多い銘柄:出来高の多い銘柄は、アルゴリズムトレーディングによる高頻度取引に適しています。市場に流動性があるため、注文を短時間で成立させることができます。
  • ボラティリティが高い銘柄:ボラティリティが高い銘柄は、価格の変動が大きく、短期間で多くの利益を狙うアルゴリズムトレーディングにとって魅力的な銘柄とされています。
  • ニュースや情報が多く出る銘柄:企業の業績や市場環境など、ニュースや情報が多く出る銘柄は、アルゴリズムトレーディングにとって情報収集がしやすく、戦略の最適化が容易になります。
  • ETFや指数連動型証券:ETFや指数連動型証券は、市場全体の動きに連動するため、アルゴリズムトレーディングにとって利用価値が高い銘柄とされています。

ただし、これらの特徴がある銘柄が必ずしもアルゴリズムトレーディングに狙われやすいとは限りません。市場環境や投資家の関心に応じて、アルゴリズムトレーディングが狙う銘柄は変化するため、投資家は常に市場動向を注視し、冷静な判断を心がける必要があります。

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【個人投資家がデイトレ中にアルゴに遭遇したら?】

個人投資家がデイトレード中にアルゴリズムトレーディングに遭遇した場合には、以下のような対応が考えられます。

  • 冷静に市場状況を見極める:アルゴリズムトレーディングによる取引は、高速かつ正確であるため、一瞬で多数の取引が行われることがあります。そのため、個人投資家がデイトレード中にアルゴリズムトレーディングに遭遇した場合には、まず冷静に市場状況を見極めることが重要です。アルゴリズムトレーディングによる取引が一時的なものである場合もあるため、落ち着いて市場状況を判断しましょう。
  • ポジションの調整を行う:アルゴリズムトレーディングによる取引が市場に影響を与え、価格が急変した場合には、個人投資家が保有するポジションに影響が出ることがあります。そのため、ポジションの調整を行う必要がある場合には、自分の投資スタイルやリスク許容度に合わせて適切な調整を行いましょう。
  • アルゴリズムトレーディングの仕組みを理解する:アルゴリズムトレーディングによる取引が市場に与える影響を理解することで、個人投資家はより適切な取引を行うことができます。そのため、アルゴリズムトレーディングの仕組みについて学習し、市場変動に対応するための知識を身に付けましょう。

以上のように、個人投資家がデイトレード中にアルゴリズムトレーディングに遭遇した場合には、冷静に市場状況を見極め、自分の投資スタイルやリスク許容度に合わせて適切な対応を行うことが重要です。

【個人投資家がアルゴを使った自動売買をするには?】

アルゴを使った自動売買を始めるには、以下の手順を実行する必要があります。

  1. 取引プラットフォームを選択する:自動売買を行うためには、取引を行うプラットフォームを選択する必要があります。選択するプラットフォームには、トレーディングソフトウェア、API、またはブローカーが提供する自動売買サービスがあります。
  2. 取引戦略を選択する:自動売買を行うためには、取引戦略を選択する必要があります。これは、市場の価格変動に対応するために、自動売買プログラムによって実行される一連のルールや条件のことです。取引戦略には、テクニカル指標を使用したものや、基本的なファンダメンタル分析に基づくものなど、さまざまな種類があります。
  3. 自動売買プログラムを作成する:取引戦略を選択したら、自動売買プログラムを作成する必要があります。プログラムを作成するためには、プログラミング言語の知識が必要です。また、取引プラットフォームやブローカーが提供する自動売買ツールを利用することもできます
  4. テストする:自動売買プログラムを作成したら、バックテスト(過去の市場データを用いてプログラムをテストすること)を行い、プログラムの効果やリスクを評価する必要があります。
  5. 実行する:プログラムをテストしたら、実際の市場で自動売買を行うことができます。ただし、自動売買プログラムは、正確な市場分析や判断を行うために人間の判断力には及ばない場合があるため、注意が必要です。

総じて言えることは、アルゴを使った自動売買を始める前に、自身の投資スタイルに合わせた取引戦略やリスク管理の方法を検討し、慎重に計画を立てることが重要です。また、プログラムを作成するためには、プログラミングの知識や経験が必要です。

【もっと簡単に自動売買を行うには?】

自動売買を簡単に行う方法としては、自動売買機能が組み込まれた取引プラットフォームを使用することが挙げられます。自動売買機能が組み込まれたプラットフォームでは、プログラミング言語を知らなくても、取引戦略を設定して自動売買を行うことができます。

このようなプラットフォームには、例えば以下のものがあります。

  1. クイック株式会社のQUICK FX:FX取引に特化した自動売買機能を備えた取引プラットフォームです。初心者でも使いやすく、自動売買の設定方法も簡単です。
  2. MetaTrader 4(MT4):世界的にも有名なFX取引プラットフォームで、自動売買機能が標準搭載されています。豊富なテクニカル指標やチャート分析ツールを使って、自分の取引戦略を組み立てることができます。
  3. TradeStation:株式、オプション、先物、外国為替など、様々な商品に対応しているプラットフォームです。プログラムを作成することもできますが、簡単に自動売買を行うことも可能です。

【日本の証券会社で自動売買するには?】

日本の証券会社でも、自動売買を行うことができます。ただし、証券会社によって提供される自動売買サービスや取り扱い商品などが異なるため、事前に調査しておく必要があります。

以下に、自動売買ができる日本の証券会社の一例を挙げます。

  • SBI証券:SBI証券では自動売買システム「オートレ225」を提供しています。「オートマチックトレード株式会社」が開発した日経225 のための自動売買サービスの1つです。
  • 楽天証券:株アプリiSPEEDにアルゴ注文機能が搭載されています。

他にも自動売買が可能な証券会社はあります。自動売買を行うにあたっては、証券会社によって手数料や利用できる取引商品が異なるため、事前に比較検討することが重要です。また、自動売買にはリスクが伴うため、十分に理解した上で利用することが大切です。

まとめ

今回は、アルゴについての記事を書いてみました。

アルゴリズムトレーディングとは、予めプログラミングされた通りに売買を迅速かつ正確に行うもので、決して人間の心を読んで売買しているわけではありません(笑)

実際に自分自身で自動売買を経験してみれば、アルゴの仕組みについての理解も深まるかもしれません。

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