株式投資の勝率を上げる!順張りと逆張りの効果的な使い方とは?

順張りと逆張り 株の知識
順張りと逆張り

株式投資において、勝率を上げるためには、投資スタイルに合わせた戦略を立てることが大切です。その中でも、「順張り」と「逆張り」という手法は、市場のトレンドに合わせて投資を行うことで、勝率を高めることができます。本記事では、その効果的な使い方について解説します。

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【順張りとは?】

順張りとは、市場のトレンドに沿って銘柄を買うことを指します。市場が上昇トレンドにあるときには、上昇すると予想される銘柄に対して買いポジションを取ることが順張りの例です。また、市場が下落トレンドにあるときには、下落すると予想される銘柄に対して売りポジションを取ることが順張りの例になります。これにより、市場が上昇傾向にある時には、上昇トレンドに乗り、株価が上がりそうな銘柄を買うことで、利益を上げることができます。

ただし、順張りは、市場のトレンドが継続する限りは効果的ですが、トレンドが反転すると損失を被ることになるため、トレンド転換のタイミングには注意が必要です。また、適切なポジションサイズやストップロスの設定なども行う必要があります。

順張りのメリット・デメリット

メリット

  • 市場の流れに乗ることができ、トレンドの力を利用することができます。
  • ポジションをとるタイミングが比較的容易で、投資家が判断しやすい場合が多いです。
  • ポジションが利益を出している場合、トレンドに沿ってポジションを維持することができ、利益を最大化することができます。

デメリット

  • トレンド転換時に、ポジションが逆になってしまうリスクがあります。
  • トレンドの終焉が近づいている場合、利益を確定するタイミングを見逃してしまい、損失を被ることがあります。
  • 強いトレンドが続く場合、早期にエントリーすることができず、利益を見逃すことがあります。

順張りの効果的な使い方

トレンドの分析と確認

  • トレンドが上昇しているか下降しているかを確認し、そのトレンドがいつから続いているのかを分析することが大切です。
  • チャートパターンやテクニカル指標を使用して、トレンドの強さや継続性を評価する

エントリーポイントの決定

  • トレンドに沿ってポジションをとるため、価格がトレンドに乗ったタイミングでポジションを取ることが重要です。
  • レジスタンスラインやサポートラインのブレイクアウト、または移動平均線のクロスオーバーなど、市場の反応が見られるサインを見逃さないようにする。

【ポジション管理とリスク管理】

  • 利益が出ている場合、トレイリングストップを使用して、ポジションを保持することができます。
  • リスクマネジメントの重要性を理解し、ストップロスの設定やポジションサイズの調整を適切に行うようにする。

【逆張りとは?】

逆張りは、相場の動きと逆のポジションをとることです。株価が上昇しているときには、そろそろ下落すると予想して銘柄に対して売りポジションを取ることが逆張りの例です。また、株価が下落しているときには、そろそろ上昇すると予想される銘柄に対して買いポジションを取ることが逆張りの例になります。

逆張りは、市場の逆行トレンドに乗るため、リスクが高く、正確なトレンド反転のタイミングを見極める必要があります。ただし、市場のトレンドが反転したときには、大きな利益が期待できます。

逆張りのメリットとデメリット

メリット

  • トレンド転換時に、早期に反応することができるため、損失を最小限に抑えることができます。
  • 市場の反転が確実視される場合に、比較的低いリスクで利益を得ることができます。
  • ポジションが利益を出している場合、相場が反転する前に利益を確定することができます。

【デメリット】

  • ポジションをとるタイミングが難しく、判断を誤ると損失を被ることがあります。
  • 強いトレンドが続く場合、損失を被ることが多いため、リスクが高くなります。
  • 相場の流れに逆らうため、ポジションを早く取りすぎると損失が拡大する恐れがあります。

逆張りの効果的な使い方

【トレンド転換の確認と分析】

  • トレンドが転換しそうな兆候を探し、市場が反転する可能性が高いことを確認することが重要です。
  • チャートパターンやテクニカル指標を使用して、市場の変化を予測することができます。

【エントリーポイントの決定】

  • トレンド転換の可能性が高くなったタイミングで、反転ポイントにポジションを取ることが重要です。
  • オシレーターやテクニカル指標などを使用して、反転の可能性を予測することができます。

【ポジション管理とリスク管理】

  • 利益が出ている場合、相場が反転する前に利益確定することが重要です。
  • リスクマネジメントの重要性を理解し、ストップロスの設定やポジションサイズの調整を適切に行いうようにする。

株式用語

  • レジスタンスライン・・・レジスタンスラインは、株式市場において、価格が上昇する際に、一定の価格水準で売り圧力が強くなり、株価の上昇を止めるラインのことを指します。一般的に、レジスタンスラインは、過去の高値や過去に形成された相場のピークを結んで引いたラインで表されます。このラインが株価上昇に対する壁となり、株価がそれを超えることができない場合、市場はそこで価格上昇が止まることがあります。また、レジスタンスラインは、上値抵抗ラインとも呼ばれます。
  • トレイリングストップ・・・トレイリングストップとは、投資家が株式やその他の資産を保有している際に、株価の下落に対する損失を最小限に抑えるために使用される注文の一種です。トレイリングストップは、投資家が株式を購入する際に、同時に出す注文で、投資家が株式を保有している際に、株価が上昇して利益が出た場合に、自動的にストップロス注文が発動し、株価が一定の水準まで下落すると、自動的に株式を売却することができます。この注文の特徴は、株価が上昇すると、トレイリングストップの価格も上昇することです。つまり、投資家が株式を購入した価格から一定の距離にトレイリングストップの価格を設定することで、株価が上昇するとトレイリングストップの価格も上昇し、保有する株式の利益を確保しながら、損失を最小限に抑えることができます。
  • オシレーター・・・オシレーターは、価格変動を数値化し、時間の経過に伴って振動する指標であり、価格変動の速度や勢い、買われ過ぎ・売られ過ぎなどの相場の状態を示すテクニカル指標の一種です。代表的なオシレーターには、RSI・MACD・ストキャスティクスなどがあります。

まとめ

今回は『順張り』と『逆張り』について書いてみました。

私の感覚的に個人投資家さんは、逆張りが好きなような気がします。

私もどちらかと言えば逆張り派です。なぜ私が逆張り派なのかと言うと、『株は安い時に買い、高い時に売る』と言うのが基本にあるからです。

ですが、『頭と尻尾はくれてやれ』という相場の格言もあります。そろそろ天井か?そろそろ底か?と天井や底を狙ってポジションを取ると痛い目にあいます。いやあってきました(;^ω^)

ですので、逆張りでも順張りでも相場の転換点には最新の注意を払ってポジションを取りたい今日この頃ですm(__)m

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