
「この会社、なんだか良さそう…💭」
そんな“なんとなく”の理由で株を買ったこと、ありませんか?
テレビで話題だったり、友達が買っていたり…つい流されちゃうこと、ありますよね。
でもちょっと待ってください。
知らない道を地図もなしに歩くのって、不安じゃないですか?
投資も同じ。なんとなくの投資は、常に不安と隣り合わせです😥
そこで役立つのが ファンダメンタルズ分析📊
会社の決算書や財務情報を使って、その会社の「本当の価値」を見抜く方法です。
これができれば、もう“なんとなく投資”とはおさらば。
- この会社、今お買い得?
- 将来、もっと大きくなる力はある?
そんな疑問も、自分の頭でスパッと判断できます💡
この記事を読み終える頃には、
「うわさ」や「雰囲気」に左右されず、
自信を持って銘柄を選べるようになっているはずです。
さあ、一緒にその第一歩を踏み出しましょう🚀
ファンダメンタルズ分析ってなに?なんで必要なの?
「ファンダメンタルズ」とは、もともと 経済や企業を支える基礎の条件 のこと。
投資の世界では、会社の業績や財務状態、成長性など、“企業の土台”を指します📊
じゃあ、なんでこれを学ぶ必要があるのでしょう?
答えはシンプル。
“なんとなく投資”から卒業して、自分で納得できる判断をするため です。
株価は、人々の「気分」や「うわさ」で大きく動くことがあります。
流行で株価が上がっても、業績が伴わなければいつか元に戻るかも…。
逆に、みんなが見過ごしている割安株に、将来の成長の芽が潜んでいることもあります🌱
ファンダメンタルズ分析は、そんな 一時的な流行に惑わされず、会社の“本当の価値”を見抜く羅針盤 のような存在。
これをマスターすれば、投資の波に流されずに、自信を持って航海できます⛵
さらに、テクニカル分析と組み合わせれば、株価の動きも「なるほど!」と納得しながら見られるようになります✨
ファンダメンタルズ分析、まず最初にすること
「よし、やってみよう!」
そう思ったあなたはもう一歩前進です👏
ファンダメンタルズ分析は、決して難しいものではありません。
最初の一歩は たった一つ。
それは、自分が応援したい会社、興味のある会社を一つ選ぶこと です。
新しい趣味を始めるとき、いきなり専門書を何冊も読みませんよね?
まずは「面白そう!」と思ったことから始めるのが一番です。
投資も同じです😊
例えばこんな会社からスタートしてみては?
- 毎日使っているスマホのメーカー📱
- よく行くコンビニやスーパー🛒
- 好きなアパレルブランド👗
- 応援しているプロ野球チームを運営している会社⚾
どんな会社でもOK!
まずは「どんな会社なんだろう?」と少しでも興味を持つことが大事です。
なぜなら、会社について知ることは 苦痛じゃなく、楽しい発見の連続 だから。
そしてその楽しさこそが、ファンダメンタルズ分析を続ける力になります💡の会社について知ることは、決して苦痛ではなく、むしろ楽しい発見の連続になるからです。そして、その楽しさこそが、ファンダメンタルズ分析を続けるための何よりの力になります。
どこで調べればいい?初心者向けファンダメンタルズ分析の始め方
「ファンダメンタルズ分析、どうやって調べればいいの?」
と思いましたよね。安心してください✨
今は誰でも 無料で簡単に企業の数字をチェックできるツール がたくさんあります。
難しい決算書を最初から読み込む必要はありません。
まずは 手軽に使える無料ツール からスタートしましょう💡
会社四季報で「全体像」を掴む📘
ファンダメンタルズ分析の王道は、やっぱり『会社四季報』です。
プロの記者が独自取材した情報をコンパクトにまとめていて、
- 事業内容
- 将来の業績予想
- 強みや課題
などが一目でわかります。
いきなり全部を読む必要はありません。
まずは、あなたが選んだ会社のページを開き、
「この会社はどんな事業をしているのか?」を ざっくり掴む ことから始めましょう。
Yahoo!ファイナンスで「主要な数字」をチェック💻
次は、より具体的な数字を見てみます。
無料で使える Yahoo!ファイナンス が便利です。
検索窓に企業名や証券コードを入力すると、
PER、PBR、ROE といった主要な株価指標がまとめて表示されます📊
ポイントは 数字の絶対値だけで判断しないこと。
同業種のライバル企業と比べて、
- この会社はお買い得か
- 効率よく稼げているか
をチェックすると、判断のヒントになります。
まずはこの 2つのツール(会社四季報と、必要ならYahoo!ファイナンス)で、あなたの会社の“通知表”を覗く感覚 でOKです。
※すでに証券口座をお持ちなら、口座の銘柄ページだけでも十分確認できます。
小さな一歩から、分析の世界に足を踏み入れてみましょう🚀
会社の価値を測る3つの物差し:PER・PBR・ROE
あなたが選んだ会社、本当に価値があるのか?
それを判断するための3つの物差しが PER・PBR・ROE です。
難しそうに聞こえますが、意味は意外とシンプルです😊
PER(株価収益率):稼ぐ力に対して「お買い得か」を測る
PPERは、会社の「利益」と「株価」を比べて、株が割安か割高かを見る指標です。
目安
- PER 15倍以下 → 割安と判断されやすい
- PER 20倍以上 → 割高と判断されやすい
たとえ話
あなたがパン屋を経営し、1年間で100万円の利益を出したとします。
誰かがそのお店を1,000万円で買いたいと言った場合、PERは 10倍(1,000万 ÷ 100万)。
同じ利益でも、2,500万円で買えるパン屋ならPERは 25倍。
PERが低い方が「お買い得」です。
⚠️ 注意
業種や成長性によって適正PERは変わります。
- 製造業 → 成熟しているのでPER低め
- IT企業 → 成長期待でPER高め
PBR(株価純資産倍率):資産に対して「お買い得か」を測る
PBRは、会社が持つ「資産」と株価を比べる指標です。
投資家が会社を買うときに、資産より安く買えるかどうかをチェックします💰
目安
- PBR 1倍以下 → 割安株
- PBR 1倍以上 → 割高株
たとえ話(フリマ感覚)
フリマで定価1万円の新品リュックが 5,000円 で売られていたとします。
「お、これはお買い得かも!」と思いますよね😊
会社でいうと、純資産が 1,000万円 の会社を 500万円 で買える状態がこれに当たります。
PBRは 0.5倍。
つまり、資産の半分の価格で会社を手に入れられる、割安株=お買い得株 です✨1,500万円で買ってくれるなら、PBRは1.5倍。PBRが1倍を下回る場合は、「資産を全て売却しても、投資額以上のお金が戻ってくる」と考えることができるので、割安と判断されます。
ROE(自己資本利益率):会社の稼ぐ力を測る
ROEは、株主から集めたお金(自己資本)を使って、どれだけ効率よく利益を出しているかを示す指標です。
目安
- ROE 8%以上 → 優良株
- ROE 5%未満 → 稼ぐ力が低め
たとえ話
友人から100万円を預かり、ビジネスで20万円の利益を出せたら、ROEは 20%。
別の友人が5万円しか利益を出せなかったら、ROEは 5%。
ROEが高いほど、効率よく稼げる優良企業 ということです📈、あなたのROEは20%(20万円 ÷ 100万円)です。もし別の友人が5万円しか利益を出せなかったら、その人のROEは5%。ROEが高いほど、お金を増やすのが上手い「優良企業」と言えます。
この3つの物差しを使えば、数字に基づいて会社の価値を判断できます。
「なんとなく」ではなく、「お得かどうか」「効率よく稼げるか」を自分で確認できるのが、ファンダメンタルズ分析の強みです✨
3つの物差しで判断!あなたが選んだ会社は「お買い得」?

これまでに PER・PBR・ROE の3つの指標について学びました。
でも、数字を単体で見るだけでは「本当にお買い得か?」はわかりません。
なぜなら、優れた投資家は 同業他社や業界全体と比べて判断 するからです💡
たとえば、あなたの会社のPERが 12倍 だとします。
一見割安に見えますが、同業のライバルが 10倍 ばかりだったら…実は割高かもしれません。
そこで、初心者でもわかりやすい 「お宝株を見つける3つの黄金ルール」 をご紹介します✨
黄金ルール1:PERとPBRは低いか?
まず、会社の株価が「割安」かどうかをチェックします。このとき、単に数字を見るのではなく、同じ業界のライバル企業や業界全体の平均値と比べてみましょう。
- PERが同業他社より低い → 会社の利益に対して「割安」である可能性
- PBRが同業他社より低い → 会社の資産に対して「割安」である可能性
黄金ルール2:ROEは高いか?
次に、その会社が効率よく稼げているかをチェックします。
ここでも、同じ業界のライバル企業と比べてみましょう。
- ROEが同業他社より高い → 株主のお金を効率よく使っている「優良企業」である可能性
黄金ルール3:3つの指標を総合的に判断する
PERが低く、PBRも低く、そしてROEが高い会社は、まさに「みんなが見過ごしているけど、実は素晴らしい会社」かもしれません。
- PER・PBRは低く、ROEは高い
→ 「みんなが見過ごしているけど、実は素晴らしい会社」の可能性大です🎯
もちろん、このルールがすべてではありませんが、これを知っておくだけで、あなたは「なんとなく」ではなく、自信を持って「お買い得」な株を見つけることができるようになります。
さあ、あなたが選んだ会社は、この黄金ルールに当てはまりますか?
完璧な会社はない!ファンダメンタルズ分析の次のステップ
PER・PBR・ROEを使えば、あなたの会社が「お買い得」かどうかの判断はできるようになりました📈
でも、これだけで完璧な判断ができるわけではありません。
この3つの指標は、会社の 健康診断 のようなものです。
- PER=体温
- PBR=血圧
- ROE=心拍数
体温や血圧、心拍数を測れば大まかな健康状態はわかりますが、病気のすべてがわかるわけではない のと同じです。
投資の世界でも同じ。
- PERが低く、PBRが1倍を下回っていても、借金が多すぎたり手元の現金が少なければ、将来的に経営が厳しくなる可能性があります⚠️
次のステップとしてチェックしたい指標
- 自己資本比率:会社の財務の健全性。比率が高いほど借金が少なく、倒産しにくい💪
- キャッシュフロー:現金を効率よく稼げているか💰
- 配当利回り:投資額に対してどれだけ配当金がもらえるか💸
💡 ポイント
最初から全部覚える必要はありません。
まずは 基本の3つの指標をしっかり使いこなすこと → 慣れてきたら少しずつ知識を増やす → これがファンダメンタルズ分析を続けるコツです✨
まとめ:ファンダメンタルズ分析は「一生モノの地図」

この記事を最後まで読んでくださってありがとうございます✨
これで、もう「なんとなく」で投資する必要はありません。
ファンダメンタルズ分析は、テレビやSNSのうわさに惑わされず、自分の頭で会社の本当の価値を見抜くための「一生モノの地図」 です🗺️
- PER・PBR・ROE:決して難しくない3つの指標
- まずは好きな会社・興味のある会社を選んで数字を眺めることからスタート
- 完璧に分析する必要はない、大切なのは「一歩踏み出すこと」
もしあなたが選んだ会社が、世間ではあまり知られていないけれど、
ファンダメンタルズ分析で見ると「お買い得」な会社だったら?
そんな自分だけの「お宝株」を見つける喜びは、きっと投資ライフを何倍も楽しくしてくれます😊
さあ、今日から自信を持って、投資の旅に出かけましょう🚀
🔗 ファンダメンタルズ分析の基本を学びたい方へ
👉ファンダメンタルズ分析とは|マネックス証券
📘 決算書が苦手でも“将来性”は見抜ける!
「数字が苦手…でも企業の未来は見たい」そんな方に向けて、僕が実践している“たった1つの視点”を紹介しています。
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