「【失敗しない証券口座選び】初心者におすすめのネット証券3選|SBI・楽天・松井を徹底比較!」

証券口座の選び方に悩む初心者の男性と、SBI証券・楽天証券・松井証券の比較を描いたイラスト 投資基礎
証券口座の選び方に悩む男性と、SBI証券・楽天証券・松井証券の比較を示すイラスト

何を基準に証券口座を選びますか? 初めて証券口座を開設しようとすると、ネットや口コミでよく『結局はSBI証券が無難』という声を目にします。

実は、最初は大和証券からスタートし、その後SBI証券に乗り換えて、いまでは20年以上の付き合いになりました。

しかし、この証券口座「どれを選べば失敗しないの?」という問題に答えを出すのは、意外と難しいものです。

この記事では、現役トレーダーの立場から、初心者の方に本気でおすすめできる証券口座3社を紹介します。

初心者におすすめの証券口座 3選

証券会社特徴おすすめ度
SBI証券圧倒的な機能性、トップシェアNo.1★★★★★
楽天証券楽天ポイント投資やサービスの使いやすさ★★★★☆
松井証券手数料は実質0円、使いやすい操作性★★★★☆

ワンポイントアドバイス

  • SBI証券:ネット証券最大手で、IPOや外国株もカバー。手数料の安さと取引ツールの豊富さが魅力
  • 楽天証券:楽天経済圏との連携でポイント還元。初心者にも人気の「iSPEEDアプリ」が使いやすい
  • 松井証券:1日50万円以下の取引が手数料無料。シンプル設計で投資デビューに最適

「2023年秋から、SBI証券と楽天証券では国内株式の売買手数料が無料に。初心者にとっては“手数料負け”の心配が減り、投資を始めやすい環境が整いました。」

証券会社無料対象の取引注意点
SBI証券国内株式(現物・信用・S株)「インターネットコース」かつ「電子交付設定」が必要
楽天証券国内株式(現物・信用)「ゼロコース」への変更が必要

⚠ 一部注意すべき点

  • 設定変更が必要:どちらも「手数料ゼロ」にするには、口座設定で「電子交付」や「ゼロコース」などの条件を満たす必要があります。
  • 米国株や単元未満株は対象外:たとえば楽天証券の「かぶミニ」ではスプレッドがかかるなど、完全無料ではない取引もあります。

実際の体験:SBI証券を使い続けている理由

私は大和証券で株を始め、その後「イー・トレード証券」(現在のSBI証券)へ移行したのが始まりでした。

当時はまだ、株の注文といえば「電話」が当たり前。i-modeでの注文が登場したときは、それだけで革命的でした。

でも、i-mode経由の注文手数料は往復で7,000円前後。今では考えられない金額です。

そんな中、イー・トレード証券(現SBI証券)が登場。ネット注文で往復750円ほどという破格の手数料で、一気に注目を集めました。

「え、ネットで注文できてこの価格?」と、当時の投資家たちは驚いたものです。

それが、私がSBI証券を使い続けている原点でもあります。

それから5年、10年、15年…気がつけば、ずっとSBI証券を使い続けています。

💡私がSBI証券を使い続ける理由

  • 売買手数料がとにかく安かった
  • 完全ネット注文が革新的だった
  • IPOの取り扱いも豊富
  • 不満がなかった

何も考えず、もう「自然にここ」になっています。

しかし、これはあくまで「私個人の体験」。

みんながそれで良いのか?と言えば、答えはNOです。

そこで次の章で「各社のポイントの比較」をしていきます。

主要ネット証券3社の比較(2025年6月時点)

比較項目SBI証券楽天証券松井証券
取引手数料無料(国内手数料)無料(国内手数料)無料(1日100万円以下)
ポイント投資Tポイント、Vポイント楽天ポイント松井証券ポイント(現金化可能)
NISA対応
IPO実績非常に豊富中程度少なめ
アプリの使いやすさ
サポート対応○(電話・チャット)○(チャット中心)○(電話も丁寧)
キャンペーン特典あり(条件付き)特典あり(条件付き)特典あり(ポイント付与など)

🔍 各社の特徴をもう少し詳しく解説

証券会社補足ポイント
SBI証券IPOの取扱数が圧倒的で、抽選方式も「チャレンジポイント制度」など独自性あり。米国株や投資信託のラインナップも豊富で、長期投資にも短期売買にも対応。
楽天証券楽天カード決済で積立投資ができ、楽天市場などの買い物で貯まったポイントをそのまま投資に活用可能。楽天経済圏ユーザーには特に相性◎。
松井証券1日100万円以下の取引が手数料無料で、初心者が少額から始めやすい。シンプルなUIと電話サポートの丁寧さも高評価。

🧾 新NISAとは?初心者が知っておきたいポイント

2024年からスタートした「新NISA」は、非課税で投資できる金額が大幅に拡大され、より柔軟に資産形成ができる制度になりました。

項目内容
つみたて投資枠年間120万円まで(長期・分散投資向け)
成長投資枠年間240万円まで(個別株やETFなども対象)
非課税期間無期限(売却後も再利用可能)
合計非課税枠最大1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)

📌 ポイント:SBI証券・楽天証券・松井証券のすべてが新NISAに対応しており、つみたて設定や商品選びもスマホで完結できます。

🎯 ポイント投資の魅力と活用法

ポイント投資とは、貯まったポイントを使って投資信託や株式を購入できる仕組みです。現金を使わずに投資を始められるため、初心者にとって心理的ハードルが低いのが特徴です。

証券会社対応ポイント特徴
SBI証券Tポイント・Vポイント投資信託の購入に利用可能。Vポイントは三井住友カード連携で貯まりやすい。
楽天証券楽天ポイント楽天カード積立と連携でポイント還元率アップ。新NISAでも利用可能。
松井証券松井証券ポイント投資信託の保有額に応じてポイントが貯まり、現金化も可能

💡 補足:楽天ポイントやVポイントは、日常の買い物やクレカ利用で自然に貯まるため、「気づけば投資資金ができていた」という感覚で続けやすいです。

初心者が気になるQ&A(よくある疑問)

Q1. どれを選べばいいのか正直わかりません…
→ 迷ったら「SBI証券」で問題ありません。多くの投資家が最初に選ぶ定番の口座で、機能面・情報提供・IPOの取り扱いも充実した万能型です。

Q2. ポイント投資ってお得なの?
→ 楽天証券なら、楽天ポイントで株や投資信託を買えるので、楽天ユーザーには非常にお得です。無駄なく貯めたポイントを活用できます。

Q3. 手数料が無料って本当?
→ はい、主要3社では「実質無料化」が進んでいます。例えば松井証券は約定代金100万円以下の取引なら売買手数料はゼロ円です(2025年6月時点)。

Q4. 少額で始められますか?
→ もちろんです。投資信託は100円から、株も数千円単位で購入可能な銘柄が多数あります。松井証券の「1日定額制」は少額取引に強みがあります。

Q5. NISAを使いたいけど、どこがいい?
→ NISA利用に強いのはSBI証券と楽天証券です。特にSBI証券は「成長投資枠」にも対応しており、キャンペーンも豊富です。

Q6. 証券口座って複数持ってもいいの?
→ はい、複数口座の開設は問題ありません。用途に応じて使い分ける方も多く、例えば「IPOはSBI、ポイント投資は楽天」といった活用法があります。

Q7. 口座開設にお金はかかりますか?
→ いいえ、口座開設は無料で、口座維持費も基本的にかかりません。気軽に始められます。

まとめ:まずは“1つ”開設して使ってみよう!

証券口座は、一度開設すれば長く使える大切な「投資の土台」です。

今回ご紹介した3社は、どれを選んでも実力派の安心できるネット証券です。特に初心者の方には、「SBI証券」か「楽天証券」が使いやすくおすすめです。

まずは1つ口座を開設し、少額から取引に慣れていくことが、将来の資産形成への第一歩になります。

💡このページから気になる証券会社を選んで、公式サイトで詳細を確認してみてくださいね!

※いずれも「口座開設無料」です。

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