【投資家向け】決算書が苦手な僕が「将来性」を見抜くたった1つのポイント教えます

決算書を虫眼鏡で覗き込む男性、売上高に注目しているイラスト 投資基礎
決算書を虫眼鏡で覗き込む男性、売上高に注目しているイラスト

企業の決算書──
投資スタイルによっては“絶対に無視できない存在”です📊

でも、いざ四季報を開くと…
数字がバーッ! 小さい文字がギューッ!
「うっ、ムリかも…」ってなったこと、ありませんか?

僕も昔はそうでした。
「俺はテクニカル派で生きる!」と心に決めて、そっとページを閉じたこと…何度もあります📕💨

ところがある日、
「この1つの数字」だけに注目するようになってから、
企業の“将来性”が少しずつ見えてくるようになったんです。

今回は、僕が決算書から将来性を見抜くために使っている、
初心者でもすぐ実践できる「たった1つのポイント」を、実体験を交えてお伝えします。

🟦 1. 結論:僕が将来性を見抜く「たった1つのポイント」は「売上高成長率」です

はい、いきなり結論です😊
僕が企業の将来性を見抜くために、決算書でまずチェックするのは──

「売上高成長率」ただ一つ。

「え、利益じゃないの?」
「EPSとかROEとか、もっとカッコいい指標があるじゃん?」

…そんな声が聞こえてきそうですが、僕はあえて“売上の伸び”にしか注目しません📈

理由はシンプル。
売上が伸びていない企業に、未来はないと思っているからです。

利益は一時的に操作できます。
会計上のマジックも効きます。

でも──
売上高の成長は、企業の鼓動みたいなもの。
そこにウソはつけません。

たとえば…

  • 売上がずっと横ばいの「A社」
  • まだ赤字だけど、売上が毎年20%伸びている「B社」

僕が将来性を感じるのは、間違いなくB社です✨

売上が横ばいなら…
それは成長のピークを過ぎているサインかもしれない。

逆に、赤字でも売上が右肩上がりなら、
「これから伸びる余地がある」と僕は見ます。

もちろん、投資スタイルによって見るべき指標は違います。
でも、僕みたいに「決算書は苦手だけど、企業の未来は見たい」という人には…

この“たった1つの視点”、かなり効きます💡

🟦 2. なぜ「売上高成長率」が重要なのか?その3つの理由

「売上高成長率だけで企業の将来性がわかるなんて…ホントかよ🤔」
…そんな声、聞こえてきます。

でも僕は、本気でそう思っています。
ここでは、その理由を3つに分けてお話しします💡

① 企業の「勢い」がわかる

売上が伸びている企業って、単純に元気なんです💪

新しいサービスが当たったり、顧客が増えたり──
つまり、事業が拡大している証拠

たとえば、街のラーメン屋さん🍜
毎月の売上がじわじわ伸びてたら、
「あ、この店、人気出てきたな」って思いますよね?

企業も同じです。
売上が伸びていると、
「この会社、勢いあるな」と感じます。

② ビジネスの「健康度」がわかる

利益って、実は“ちょっとした工夫”で見かけをよくできちゃうんです🪄

在庫の評価方法を変えたり、減価償却を調整したり──
会計って意外と柔軟です。

でも、売上はごまかせません。
本業でちゃんと稼げているかどうかは、売上高成長率に出ます。

言い換えれば、売上の伸びは企業の健康診断🏥
利益がムキムキでも、売上がガリガリなら…ちょっと心配ですよね。

③ 初心者でも直感的に理解しやすい

決算書って、最初は「数字の迷路」みたいに感じます🌀

でも、売上高成長率なら
前年と今年の数字を比べるだけでOK。

たとえば──
去年の売上が100億円で、今年が120億円なら、
「お、20%伸びてる!」ってすぐわかる📈

ROEとかEPSとか、横文字にビビらなくても大丈夫です。

僕も最初は「売上だけじゃ浅いかな…」って思ってました。
でも、浅くても本質を突いていれば、それでいいんです。

つまり、売上高成長率は企業の本質的な体力
この視点を持つだけで、
「決算書読んで投資してるぜ!」ってちょっと自慢できます😏

🟦 3. 初心者でも簡単!「売上高成長率」を調べる3つのステップ

「売上高成長率って、どうやって調べるの?」
──そんな疑問を持ったあなた、安心してください😊

電卓片手に汗をかく必要はありません💦
ここでは、初心者でもサクッと調べられる3ステップをご紹介します。

① 成長企業の宝箱を開ける!四季報オンライン&株探

まずは情報の宝箱を開けましょう🔑

おすすめは「四季報オンライン」や「株探(かぶたん)」といった無料ツール。
企業名で検索するだけで、売上高の推移がズラッと表示されます。

しかもグラフ付き📊
数字が苦手でも安心です。
企業の成長性が、一目でわかる「成績表」をのぞき見するような気分になりますよ。

② 右肩上がりを探せ!過去数年の売上チェック

次に見るべきは、売上高の流れ

1年だけ伸びても、それは偶然かもしれません。
でも──3年、5年と右肩上がりなら…それはもう立派な成長企業📈

株探では、過去5年分の売上高を表で確認できます。
グラフを見て「お、階段みたいに伸びてる!」と思えたら、それが勢いの証。

逆に…階段じゃなくて“滑り台”になっていたら、ちょっと考え直しましょう😅

賢く時短!売上高成長率の簡単な計算方法とツール

最後は、売上高成長率の計算です。

といっても算数レベル✏️。
たとえば、去年の売上が90億円、今年が108億円なら──

(108 − 90) ÷ 90 × 100 = 20%
はい、売上高成長率は20%です。

もし毎年20%ずつ伸びていたら…5年後には約2.5倍。
そう、“複利の魔法”は売上にもちゃんと効くんです✨。

ちなみに、計算が面倒なら株探が自動で出してくれるので、サクッと時短するのもアリです。

🧭 第4章:「売上高成長率」だけで判断してはいけない!投資で失敗しないための注意点

企業の売上が伸びている──
それは確かに魅力的な数字です📈

僕自身も、将来性を感じる企業を探すとき、まずこの指標に目が行きます。
でも…売上高成長率だけで投資判断するのは、正直おすすめできません⚠️

🔍 コストや借金もちゃんと見る!

売上が増えていても──
同時に経費が膨らんだり、借金が増えたりしていたら…?

最終的に企業に残る利益はスカスカかもしれません💸

たとえば、広告費や人件費をドーンとかけて売上を伸ばしている企業は、利益率が低下している可能性大。
財務諸表の「営業利益率」や「自己資本比率」も合わせてチェックすることで、企業の健康状態が見えてきます。

🏭 業界ごとの特性を理解する

すべての業界が「売上成長=優良企業」とは限りません。

インフラ系や生活必需品を扱う企業は、売上が安定していること自体が強み。
急成長よりも、安定したキャッシュフローや堅実な経営が評価される業界もあります。

業界の特性を無視して数字だけを追いかけると…思わぬ落とし穴にはまることも⚠️

⚖️ 最終的な判断は“自分の責任”

投資には、必ずリスクが伴います。

どんなに魅力的な数字が並んでいても──
最終判断は自分の責任です。

僕も過去に「売上が伸びてるから大丈夫!」と投資して、
利益が出ずに苦い経験をしたことがあります…😅

だからこそ、この記事では「売上高成長率」という“最初のフィルター”を紹介しましたが、
それだけで判断せず、複数の視点を持つことの大切さを伝えたいと思っています。

💬 よくある質問(FAQ)

❓ Q1. 売上高成長率は何%あれば優良企業といえますか?
📈 業界や企業のステージによって異なりますが、一般的には年10%以上の成長が続く企業は、成長株と見られやすいです。
ただし、安定性重視の業界(インフラ、生活必需品など)は5%未満でも優良と評価されることがあります。

❓ Q2. 売上高成長率がマイナスになったら即売却すべきですか?
⚠️ 必ずしもそうではありません。景気や為替、災害など一時的な要因で減収になるケースもあります。
ただし、連続マイナスが続く場合や、業界全体が縮小している場合は注意が必要です。

❓ Q3. 売上高成長率と営業利益率、どちらを優先すべきですか?
🎯 成長株を探す場合は、まず売上高成長率を確認し、その後に営業利益率で収益性をチェックするのがおすすめ。
売上が伸びても利益が出ない企業は、長期投資では不安があります。

❓ Q4. 売上高成長率はどこで確認できますか?
🔍 会社四季報、株探、決算短信、企業IRサイトなどで確認できます。
過去数年分を並べて見ることで、成長の継続性や鈍化傾向が分かります。

❓ Q5. 売上高成長率だけを見て投資しても大丈夫ですか?
🙅‍♂️ おすすめしません。売上高成長率はあくまで「最初のフィルター」。
コストや負債、業界動向なども合わせて見ることで、投資判断の精度が上がります。

🧾 まとめ:あなたの投資の第一歩は「決算書に触れること」

「売上高成長率」は、企業の勢い将来性を感じ取るための最初の入り口🚪
僕も投資を始めたばかりの頃は、まずこの数字に注目していました。

でも──記事内でもお伝えしたように、売上が増えている=安心ではありません⚠️

📊 “増え方”にも注目しよう

たとえば…

  • 前期:売上100億 → 今期:150億(+50%)
  • 今期:150億 → 来期予想:165億(+10%)

数字だけ見れば増えてますが、売上高成長率は50% → 10%に鈍化📉
このように、どれくらいのスピードで増えているかを意識するだけで、企業のフェーズや勢いが見えてきます。

🧐 数字の“裏側”を見る力を育てる

コストや借金の増加、業界の特性、利益とのバランス…。
こうした数字の裏側を読み取れるようになると、投資判断の精度はグッと上がります。

「売上高成長率」はあくまで最初のフィルター。
そこから一歩踏み込んで、企業の“健康診断”をしていきましょう。

📘 行動こそ、未来の投資力になる

まずは、気になる会社を「四季報」や「株探」で検索🔍
売上高の推移を見て、どんな増え方をしているかを感じてみてください。

それだけでも、投資の目は確実に変わります。

決算書に触れること──それがあなたの投資の第一歩。
そして、その一歩が未来の納得できる投資につながっていきます💡

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