投資初心者でも分かる！インデックス投資の基本とメリット！

どうも、株道経済研究所のsnowです。

投資は、初めての人にとっては難しい世界に感じるかもしれません。しかし、正しい知識と適切な戦略を持つことで、誰でも成功する可能性を秘めています。

今回の記事では、初心者でも理解しやすいインデックス投資について、基本的な情報やそのメリットについて解説していきます。インデックス投資が何であるか、なぜ人気があるのか、そして投資信託との違いなど、詳細に解説していきます。

インデックス投資とは？
インデックス投資のメリット
インデックス投資のリスク
インデックス投資に向いてる人
インデックス投資のやり方
1. 代表的なインデックス
インデックス投資を始める前に知っておくべきポイント
まとめ

インデックス投資とは？

インデックス投資とは、株価指数などの「インデックス」に連動する投資を行うことを指します。具体的には、例えば日本株式市場に投資する場合、日経平均株価や東証株価指数などの株価指数に連動する投資信託を購入することで、市場全体の動きに合わせた投資を行うことができます。また、米国株式市場に投資する場合には、S&P 500指数に連動する投資信託を購入することが一般的です。

一方、投資信託とは、投資家が一定の投資金額を出資し、その資金を複数の銘柄に分散投資することで、リスクを分散し、投資効果を上げることを目的とした商品です。投資信託は、株式投資、債券投資、不動産投資などの資産クラスごとに分けられ、それぞれの運用方針に基づいて銘柄の選定が行われます。

インデックス投資と投資信託の違いは、運用方針にあります。投資信託は、ファンドマネージャーが選定した銘柄を組み合わせて運用成績を追求しますが、インデックス投資は市場全体の動向に追従し、指数と同じ銘柄を保有することで、市場全体の動向を反映した運用成績を目指します。

また、投資信託はファンドマネージャーによって運用されるため、運用方針や成績がマネージャーによって左右されることがありますが、インデックス投資は基準となるインデックスに連動するため、運用方針や成績に人為的な要素が少なく、透明性が高いとされています。

インデックス投資のメリット

インデックス投資には、多くのメリットがあります。

株式に対する知識がなくても投資できる：インデックス投資は、市場の値動きを示す指数に連動する金融商品を購入するだけなので、個別の銘柄を分析する必要がありません。そのため、投資初心者でも始めやすいというメリットがあります。

株式投資より少額から始められる：株式投資では、原則として100株単位で購入する必要がありますが、インデックス投資では、証券会社によっては100円程度から購入できる場合があります。そのため、少額の資金でも投資を始められるというメリットがあります。

手数料が低め：インデックス投資は、インデックスに連動することを目的としており、運用方針がシンプルなため、運用コストが低く抑えられています。そのため、他の投資信託と比べて手数料が安いというメリットがあります。また、販売手数料が0円（ノーロード）の商品も多くあります。

市場全体への分散投資ができる：インデックス投資は、その市場を構成する複数の銘柄に広範な分散投資ができます。そのため、個別の銘柄の値動きに左右されずに、市場全体のリターンを得られるというメリットがあります。また、複数のインデックスを組み合わせることで、さらに分散効果を高めることもできます。

高いリターンも期待できる：インデックス投資は、市場全体のリターンに連動することを目指していますが、それは必ずしも低いリターンということではありません。実際に、長期的に見ると、インデックスファンドはアクティブファンド（運用者が積極的に銘柄選択や売買を行うファンド）よりも高いリターンを出している場合が多いです。その理由は、アクティブファンドは運用コストや売買コストが高くかかり、また運用者の判断ミスや市場予測の外れなどでパフォーマンスが低下する可能性があるからです。そのため、インデックス投資は高いリターンも期待できるというメリットがあります。

インデックス投資のリスク

インデックス投資には、株式市場全体に起こるリスクが含まれます。つまり、株価が下落した場合には、インデックス投資のポートフォリオに含まれる株式の価格も下落する可能性があります。また、市場全体に影響を与えるようなニュースや事件が発生した場合にも、インデックス投資のポートフォリオに含まれる株式の価格が下落する可能性があります。

さらに、インデックス投資には、インデックスそのものに起因するリスクも存在します。指数の構成銘柄が変更された場合や、指数自体が廃止された場合には、投資家のポートフォリオに影響が出る可能性があります。また、インデックスが国別に分かれている場合には、特定の国の株式市場に関するリスクがポートフォリオに含まれることになります。

しかしながら、上記のリスクを抑えるためには、分散投資が非常に重要になります。複数のインデックスに分散投資することで、リスクを分散することができます。また、長期的な視野で運用することで、短期的な相場変動の影響を受けにくくなります。

インデックス投資に向いてる人

投資スタイルは人それぞれですが、インデックス投資に向いている人は、以下のような特徴を持つ人だと思います。

理論重視の人：インデックス投資は、現代ポートフォリオ理論に基づいて、市場全体の成長に連動するように投資する方法です。そのため、理論的な正解を求める人や、効率的に資産を増やしたい人に向いています。

長期的な視点を持つ人：インデックス投資は、短期的な値動きに左右されず、長期的な市場のトレンドに沿って投資する方法です。そのため、長期的な視点を持ち、時間をかけてでも資産を増やしたい人に向いています。

バランス重視する人：インデックス投資は、多くの銘柄に分散投資することで、リスクを低く抑えながらも、それなりのリターン（長期平均で3～9％ぐらい）を得ることができます。そのため、リスクとリターンのバランスを重視する人に向いています。

投資に時間や知識がない人：インデックス投資は、指数に連動するファンドやETFを選んで積み立てるだけで良いので、投資に時間や知識がなくてもできる方法です。そのため、投資に時間や知識がない人や、手間をかけたくない人に向いています。

投資する元手が少ない人：インデックス投資は、少額から始められるファンドやETFが多くあります。そのため、投資する元手が少ない人や、少しずつでも積み立てたい人に向いています。

インデックス投資のやり方

インデックス投資のやり方は、以下のようになります。

証券口座を開設する：インデックス投資をするには、証券会社に口座を開設する必要があります。インデックス投資におすすめの証券会社は、SBI証券や楽天証券などです。Web上で簡単に口座開設できますが、本人確認書類の提出が必要です。

投資先を決める：インデックス投資は、市場全体の成長に連動するように投資する方法です。そのため、どの市場に投資するかを決める必要があります。例えば、国内株式、海外株式、国内債券、海外債券などです。投資先を分散させることで、リスクを低く抑えられます。

インデックスファンドを購入する：投資先が決まったら、その市場に連動するインデックスファンドを選んで購入します。インデックスファンドは、指数に連動する投資信託のことです。証券会社のサイトで検索して、経費率（費用）、信託報酬（管理費用）、運用実績などを比較し、自分に合ったファンドを選ぶことが大切です。毎月一定額を積み立てるように設定すると、長期的な資産形成ができます。