「アドセンス（AdSense）の収益が、少しずつだけど伸びてきた！」
- 0円だったのが、毎日数円出るようになった
- 月100円を超えてきた
- たまに300円くらいの日もある
このタイミング、実はブログ運営において一番つまずきやすい「魔の期間」です。
なぜなら、「何かテコ入れすれば、一気に収益が倍増するんじゃないか？」という誘惑に負けてしまうから。
この記事では、アドセンス初心者が“伸び始め”でやりがちなNG行動を整理します。伸ばすための攻めではなく、収益を失速させないための「守り」の記事です。
結論｜伸び始めこそ「何もしない勇気」
いきなり結論です。
アドセンスが伸び始めたときに一番大事なのは、
「余計なことをしない」
ことです。
多くの人は、伸び始めた安心感からブログに手を入れすぎて、せっかくの好循環を自ら壊してしまいます。株の投資と同じで、「待つのも仕事」なのです。
やってはいけない① 広告を増やしすぎる
少し収益が出ると、
- 広告を増やせばもっと儲かるのでは？
と考えがちです。
しかし、2025年現在のアドセンスは「表示回数（インプレッション）」が重要視されています。広告を増やしすぎてページが重くなると、
- ページの読み込み速度が落ちる
- Googleからの評価が下がる（検索順位が落ちる）
- 結果、表示回数が減って収益が下がる という、最悪のループに陥ります。
広告は増やさず、Googleの「自動広告」に任せて、記事の読みやすさを維持するくらいがちょうど良いです。
やってはいけない② 毎日収益をチェックする
伸び始めると、
- 朝起きてチェック
- 昼休みにチェック
- 夜もチェック
してしまいがちです。
しかし、アドセンスは1日単位の上下が非常に激しい世界です。
1日単位で一喜一憂すると、
- 無意味な修正
- 焦った方向転換
をしやすくなります。
収益チェックは週に1回、投資の「週末チェック」と同じ感覚で十分です。
やってはいけない③ 伸びている記事をいじりすぎる
「順位が上がったかも？」
そう思うと、
- タイトル変更
- 見出し修正
- 書き足し
をしたくなります。
ですが、評価途中の記事を頻繁に触ると、Googleが記事の価値を再計算し続け、評価がリセットされてしまうことがあります。
「伸びている記事ほど、1ヶ月は放置する」
株をガチホするように、ブログ記事も寝かせておく時間がリターンを生みます。
これ、かなり大事です。
やってはいけない④ 一気にテーマを広げる
収益が出始めると、
- 他のジャンルもいけそう
- 雑記に広げたほうがいいかも
と考える人が増えます。
でもこれは危険です。
今は「Googleがあなたのブログを『投資・お金に詳しいサイトだ』と認識し始めた」貴重な時期です。
ここで雑記に逃げず、今伸びている記事の「隣にある悩み（例：高配当株が伸びているなら、増配銘柄や優待株について書く）」を深掘りする方が、収益は最短で2倍になります。
やってはいけない⑤ 無理に更新ペースを上げる
- 記事数を一気に増やす
- 無理な更新ペース
これも失速の原因です。
AdSenseは、
- 書く
- インデックスされる
- 検索に評価される
この流れに時間がかかる仕組みです。
伸び始めた＝流れに乗りかけている状態。
ここで無理をすると、 かえって止まります。
月100円で止まっている人にも当てはまる話
もし、
- 月100円前後で止まっている
- 伸びそうで伸びない
という状態なら、
「やりすぎ」が原因のこともあります。
改めて、自分のブログが「攻めすぎていないか」を確認してみてください。原因の整理はこちらの記事も参考にしてください。
👉 [アドセンス（AdSense） 収益が増えない原因｜なぜ月100円で止まるのか？5つの理由【株ブログ編】]
まとめ｜伸び始めは“守り”が大事
- 伸び始めに手を入れすぎない（ガチホの精神）
- 広告配置は触らない（ページスピード優先）
- 数字より「今のいい流れ」を壊さないことを優先する
AdSenseは、
派手に攻めるより、静かに守った人が残ります。
少しずつ伸びているなら、 方向性は間違っていません。
焦らず、今の積み上げを静かに続けましょう。
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