
朝イチ、板を見て固まった経験ありませんか?😨
- ストップ安気配がズラッ
- 逆にストップ高が並ぶ銘柄も
- なのにニュースは何も出ていない
「え?なにが起きてるの?」
そう思ったら、まずカレンダーを見てください📅
もし今日は
👉 メジャーSQ週
だったなら、その板の異常はほぼ想定内です。
この記事では、
なぜSQ週の寄り付き前に板がぐちゃぐちゃになるのか
その正体を、初心者向けに解説します。
💡 板の歪みとは?【SQ週に起こる典型現象】
「板の歪み」とは、
寄り付き前の板に 極端な価格の注文が集中する状態 のこと。
- ストップ安レベルに売りが山積み
- 逆に買いが極端に上に集まる
でも多くの場合、
👉 寄り付き直前にスッと消えます。
これが初心者を一番混乱させるポイントです。
なぜSQ週は板が歪むのか?【3つの理由】
① SQ値を作るための注文が集中する⚖️
メジャーSQでは、
日経平均を構成する 225銘柄の寄り値 を使って
SQ値が算出されます。
そのため、
- 寄り値を意識した注文
- 特定価格に寄せる注文
が一気に板に並びます。
👉 結果、板が極端に偏る。
② レバレッジ取引の決済が雪崩のように入る📉
先物・オプションは
少しの値動きで損益が大きく動きます。
SQ前になると👇
- 「これ以上は耐えられない」
- 「今のうちに逃げたい」
という決済注文が一斉に出る。
👉 板が一方向に歪みやすくなります。
③ “見せ板”的な思惑も入りやすい🎭
SQ値を意識する局面では、
- フェイク的な大口注文
- 相場を誘導したい動き
が混じることもあります。
ただし重要なのは👇
👉 永続的な操作ではない
👉 寄り付きで消えることが多い
という点です。
板の歪み=悪材料?【よくある誤解】
結論から言うと👇
❌ ほぼ関係ありません。
SQ週の板の歪みは、
- 業績
- 決算
- 不祥事
とは無関係なケースが大半。
だから
「板がストップ安っぽい=暴落」
と早合点するのは危険です⚠️
初心者が注意すべきポイント👀
SQ週の寄り付き前は、特に👇
- 成行注文は使わない
- 板だけで判断しない
- 225銘柄は慎重に
寄り付いたあと、
板が正常に戻ってから判断
これが基本です。
SQ週に起こる現象は、板の歪みだけではありません。
全体像を知りたい方はこちら👇
👉 メジャーSQに起こる3つの現象まとめ
魔の水曜日との関係は?
実はこの板の歪み、
👉 魔の水曜日〜SQ当日の朝
にかけて起こりやすい現象です。
水曜日に荒れて、
金曜の朝に板が歪む。
これは
同じ「SQの仕組み」から生まれた連続現象。
まとめ
SQ週の板の歪みは、
- 誰かの悪材料
- 市場の崩壊
- インサイダー情報
ではありません。
先物・オプション決済が集中することで起こる、一時的な構造現象です。
だからこそ👇
- 慌てない
- 触らない
- 仕組みとして受け止める
これが、SQ週を生き残るコツです。


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