朝8時半に絶望…SQ週の板がストップ安気配になる『3つの正体』

日本株市場の異常気配を示す画像。歪んだ株価ボードと「なぜ板がおかしい?」のテキストが中央に配置された16:9構図 投資基礎
日本株市場の異常気配を示す画像。歪んだ株価ボードと「なぜ板がおかしい?」のテキストが中央に配置された16:9構図

朝イチ、板を見て固まった経験ありませんか?😨

  • ストップ安気配がズラッ
  • 逆にストップ高が並ぶ銘柄も
  • なのにニュースは何も出ていない

「え?なにが起きてるの?」
そう思ったら、まずカレンダーを見てください📅

もし今日は
👉 メジャーSQ週
だったなら、その板の異常はほぼ想定内です。

この記事では、
なぜSQ週の寄り付き前に板がぐちゃぐちゃになるのか
その正体を、初心者向けに解説します。

💡 板の歪みとは?【SQ週に起こる典型現象】

「板の歪み」とは、
寄り付き前の板に 極端な価格の注文が集中する状態 のこと。

  • ストップ安レベルに売りが山積み
  • 逆に買いが極端に上に集まる

でも多くの場合、
👉 寄り付き直前にスッと消えます。

これが初心者を一番混乱させるポイントです。

なぜSQ週は板が歪むのか?【3つの理由】

① SQ値を作るための注文が集中する⚖️

メジャーSQでは、
日経平均を構成する 225銘柄の寄り値 を使って
SQ値が算出されます。

そのため、

  • 寄り値を意識した注文
  • 特定価格に寄せる注文

が一気に板に並びます。

👉 結果、板が極端に偏る

② レバレッジ取引の決済が雪崩のように入る📉

先物・オプションは
少しの値動きで損益が大きく動きます。

SQ前になると👇

  • 「これ以上は耐えられない」
  • 「今のうちに逃げたい」

という決済注文が一斉に出る。

👉 板が一方向に歪みやすくなります。

③ “見せ板”的な思惑も入りやすい🎭

SQ値を意識する局面では、

  • フェイク的な大口注文
  • 相場を誘導したい動き

が混じることもあります。

ただし重要なのは👇
👉 永続的な操作ではない
👉 寄り付きで消えることが多い

という点です。

板の歪み=悪材料?【よくある誤解】

結論から言うと👇
❌ ほぼ関係ありません。

SQ週の板の歪みは、

  • 業績
  • 決算
  • 不祥事

とは無関係なケースが大半

だから
「板がストップ安っぽい=暴落」
と早合点するのは危険です⚠️

初心者が注意すべきポイント👀

SQ週の寄り付き前は、特に👇

  • 成行注文は使わない
  • 板だけで判断しない
  • 225銘柄は慎重に

寄り付いたあと、
板が正常に戻ってから判断
これが基本です。

SQ週に起こる現象は、板の歪みだけではありません。
全体像を知りたい方はこちら👇
👉 メジャーSQに起こる3つの現象まとめ

魔の水曜日との関係は?

実はこの板の歪み、
👉 魔の水曜日〜SQ当日の朝
にかけて起こりやすい現象です。

水曜日に荒れて、
金曜の朝に板が歪む。

これは
同じ「SQの仕組み」から生まれた連続現象

魔の水曜日の詳しい解説はこちら

まとめ

SQ週の板の歪みは、

  • 誰かの悪材料
  • 市場の崩壊
  • インサイダー情報

ではありません。

先物・オプション決済が集中することで起こる、一時的な構造現象です。

だからこそ👇

  • 慌てない
  • 触らない
  • 仕組みとして受け止める

これが、SQ週を生き残るコツです。

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