
日銀・利上げが意識されるようになり、
金利が上がる局面では、
住宅ローンを見直す人が増えます。
固定金利で借りている人ほど、
「このままでいいのか?」と考えますよね。
実はこれ、
固定5年国債もまったく同じです。
固定5年国債は、
一度買えば金利が5年間固定される商品。
だからこそ、
金利環境が変わったあとに
「持ち続けるべきか」「買い直すべきか」
を考えるタイミングがあります。
それが、
購入から1年が経過したタイミングです。
✔ 日銀の利上げで、2026年は判断しやすい局面
※ すでに2024年に固定5年国債を購入している方は、
👉 【2024年購入者向け|今すぐ見直す判断基準】 の方が、
より具体的に当てはまります。
【速報】2026年1月7日発表:個人向け国債・最新金利
令和8年1月7日に発表された各回号の発行条件です。
本日発表された最新金利を一覧にまとめました。ご自身が保有している、あるいは検討している期間の金利をチェックしてください。
| 種類(期間) | 最新金利(税引前) | 前回比 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 固定3年 | 年 1.30% | → ±0.00 | 短期の安定運用向け |
| 固定5年 | 年 1.59% | ↑ +0.24 | 見直し対象 |
| 変動10年 | 年 1.39% | ↑ +0.16 | 将来の利上げに強い |
固定5年国債が1.59%となり、
個人向け国債全体の利回り環境が一段階変わりました。
なぜ固定5年国債は「1年後」に見直すのが重要なのか
固定5年国債は1年経たないと解約できない
固定5年国債は、
購入から1年間は、原則として解約できません。
これは意外と知られていないポイントですが、
国が定めたルールです。
つまり、
- 買った直後に金利が上がっても
- 「やっぱり買い直したい」と思っても
最低1年は“何もできない”状態になります。
だからこそ、
1年経過=はじめて選択肢が生まれる瞬間
とも言えます。
1年後は「最初で最大の見直しチャンス」
1年が経つと、
固定5年国債はいつでも解約できるようになります
(※直近2回分の利息相当額は差し引かれます)。
ここが重要で、
- まだ残り期間は 4年
- 拘束期間も そこまで長くない
- それでいて 自由に動ける
という、
一番バランスがいいタイミングなんです。
この時点なら、
- 金利が上がっていれば → 買い直しを検討
- あまり変わっていなければ → そのまま保有
と、
冷静な判断がしやすい。
だから1年後は、
「最初で最大の見直しチャンス」になります。
見直すタイミングを待ちすぎると“拘束期間”だけが延びていく
一方で、
「とりあえず様子見で…」と
何年も放置してしまうとどうなるか。
たとえば3年経過時点では、
- 残り期間は あと2年
- すでに多くの時間が固定金利に縛られている
この状態で見直しても、
- 今さら解約する意味はある?
- もう少し持ってしまおうか…
と、
判断がどんどん曖昧になります。
結果として、
「気づいたら満期まで持っていた」
というケースがとても多い。
固定5年国債は
早く動くほど、選択肢が多い商品です。
だからこそ、
「いつか」ではなく
“1年後”に一度、必ず見直す。
これが、
後悔しにくい国債との付き合い方です。
なぜ判断対象は「固定5年国債」なのか
国債には、
3年・5年・10年といった複数の種類があります。
その中で、
「解約・買いなおしの判断」が最も重要になるのが固定5年国債です。
理由はシンプルで、
他の国債とは前提条件がまったく違うからです。
10年国債は変動金利で前提が違う
まず、10年国債。
こちらは変動金利型です。
半年ごとに金利が見直され、市場金利の動きをある程度反映します。
つまり──
日銀が利上げをすれば、
保有中でも金利が上がっていく可能性がある。
この時点で、
- 解約して買いなおす
- しないと損をする
といった判断軸が、そもそも成り立ちません。
10年国債は
「持ちながら様子を見る商品」。
今回のような
明確な見直し判断をする対象ではないのです。
3年国債は期間が短く、見直し効果が出にくい
次に、固定3年国債。
こちらは金利固定ですが、
そもそも期間が短い。
1年経った時点で、
残りはたったの2年です。
仮に金利差があったとしても、
- 得られる追加利息は小さい
- 解約ペナルティの影響が相対的に大きい
という構造になります。
つまり、
見直しても「得かどうか」が分かりにくい。
判断基準を作りにくい商品です。
固定5年は「金利差×残存期間」が最も効く
一方、固定5年国債は違います。
- 金利は5年間、完全固定
- 1年後でも残り4年ある
- 金利差の影響を受ける期間が長い
この条件がそろうことで、
「金利差 × 残存期間」
という考え方が、はっきり効いてきます。
たとえば──
購入時より0.5%、1.0%と金利が上がれば、
- その差は
- 毎年
- 確実に
- 4年間効いてくる
逆に言えば、
見直さなかった場合の“機会損失”も明確になります。
だからこそ、
固定5年国債は
✔ 見直すべきか
✔ 持ち続けるべきか
を、数字で判断できる数少ない国債なのです。
日銀利上げ時代、固定5年国債は“持ちっぱなし”でいいのか
「国債は安全だから、買ったら放置でいい」
多くの人が、
そう思っているかもしれません。
たしかに──
元本割れしない
国が保証している
という点では、間違いではありません。
ただし。
それは
金利が動かない時代の話です。
利上げが進むと何が変わる?
日銀が利上げをすると、
市場全体の金利水準が上がります。
すると当然、
- 新しく発行される国債の利率も上がる
- すでに持っている国債の利率は変わらない
という状態が生まれます。
ここで重要なのは、
固定5年国債は「購入時の金利が5年間固定される」
という点です。
購入時の金利は、そのまま5年間固定される
固定5年国債は、
- 良くも
- 悪くも
買った瞬間の金利で5年間ロックされます。
つまり──
日銀が利上げを続けても、
- あなたの国債の金利は上がらない
- 市場との金利差だけが広がっていく
という構造です。
これは
価格が下がるリスクではありません。
しかし、
「本来もらえたはずの利息を逃している」
という
見えにくい損失(機会損失)が、
毎年、確実に積み上がっていきます。
金利差は「毎年、確実に」効いてくる
たとえば、
- 手元の国債:年0.5%
- 新規の固定5年国債:年1.3%
この差は、たった0.8%に見えます。
でも実際には、
- 1年で0.8%
- 2年で1.6%
- 3年で2.4%
- 4年で3.2%
と、時間とともに確実に積み上がる差です。
しかもこれは、
- 相場次第
- 運次第
ではありません。
持っているだけで確定する差です。
「安全=放置」でいいとは限らない
ここが、
多くの人が見落としがちなポイントです。
国債は確かに安全です。
でも、
- 金利が動く局面
- 特に利上げ局面
では、
安全でも「最適」とは限らない。
住宅ローンと同じで、
- 返済不能になるわけではない
- でも、条件は見直した方がいい
という状態に近いのです。
だからこそ「一度だけ」見直す価値がある
重要なのは、
何度も売ったり買ったりすることではありません。
固定5年国債で必要なのは、
👉 1年後に、一度だけ確認すること
それだけです。
- 金利差はどれくらいあるか
- 残りの期間はどれくらいあるか
この2点を数字で確認すれば、
- 持ち続ける
- 買いなおす
どちらが有利かは、
ほぼ自動的に決まります。
【結論】固定5年国債を1年後に見直す判断基準
結論からいきます。
判断は、たった2つです。
判断はこの2つだけ
✔ 金利差
✔ 残存期間
この2つを数字で見るだけで、
「持ち続けるべきか」「買いなおすべきか」は
ほぼ自動的に決まります。
感覚や雰囲気で悩む必要はありません。
目安は「金利差0.5%以上」
まず見るべきは、
購入時の金利と、現在の固定5年国債の金利差です。
目安はシンプル。
👉 金利差が0.5%以上あるか
このラインを超えてくると、
- 解約ペナルティを払っても
- その後の利息差で回収できる
可能性が一気に高まります。
これは「人による」「好み」の話ではなく、
数字上の分岐点です。
金利差1%なら即・買いなおし検討レベル
もし金利差が、
👉 1%前後、もしくはそれ以上
あるなら、
それはもう
「様子見」や「慎重に検討」の領域ではありません。
- ペナルティは一度きり
- 金利差は毎年積み上がる
構造的に見て、
持ち続ける方が不利になりやすい状態です。
特に、
- 購入から1年経過
- 残存期間がまだ4年近くある
この条件が揃っていれば、
見直しを検討する合理性はかなり高いと言えます。
残存期間が長いほど、判断はシンプルになる
もう一つ大事なのが、
残りの期間です。
固定5年国債は、
- 残存期間が長いほど
- 金利差が効く年数も長い
という商品。
逆に言えば、
- 残り1〜2年しかない
- 金利差も小さい
この場合は、
無理に動く意味はほとんどありません。
だからこそ、
👉 1年後は、最も判断しやすい
- ペナルティは最小限
- 残存期間は最大
この2つが同時に成立する、
唯一のタイミングなのです。
この段階で迷う必要はほぼない
ここまで読んで、
- 自分の金利差
- 残りの年数
が分かっていれば、
「やるべきか、やらないべきか」で
悩む理由は、ほとんど残っていません。
必要なのは、
👉 自分の数字を当てはめること
それだけです。
※途中解約には
直近2回分の利息相当額が差し引かれます。
ただし元本割れはなく、
実際の損益は「購入金利・残存期間・現在の金利」によって決まります。
途中解約すると本当に損なのか?
固定5年国債は途中解約すると
「元本割れするのでは?」と不安になりますが、
ペナルティの仕組みを正しく理解すれば判断はシンプルです。
国債の見直しを考えたとき、
ほぼ全員がここで止まります。
「途中解約って、損するんじゃないの…?」
結論から言います。
👉 “必ず損する”わけではありません。
むしろ条件次第では、
途中解約したほうが得になるケースも普通にあります。
元本割れはしない(国が保証)
まず、最大の誤解から。
固定5年国債は、
- 途中解約しても
- 元本割れはしません
国が元本を保証している商品だからです。
株や投資信託のように、
「解約したら元本が減る」
ということは起こりません。
ペナルティは「直近2回分の利息だけ」
途中解約のデメリットは、実はこれだけ。
👉 直近2回分(半年×2)の利息が差し引かれる
言い換えると、
- それ以前に受け取った利息はそのまま
- ペナルティは一度きり
という仕組みです。
「解約するたびに取られる」
「年数分まとめて引かれる」
そんなことはありません。
一度きりのコスト vs 積み上がる金利差
ここが、一番大事なポイントです。
途中解約のペナルティは、
👉 一度だけ発生する固定コスト
一方で、
買いなおしによる金利差は、
👉 残りの期間、毎年積み上がるリターン
になります。
つまり比較すべきは、
- 失う利息(一度きり)
- これから増える利息(毎年)
この2つ。
金利差が大きく、
残存期間が長いほど、
途中解約=損
という前提は、簡単にひっくり返ります。
「途中解約=悪」ではない
多くの人が、
- 国債は満期まで持つもの
- 途中で解約するのはNG
と思いがちです。
でも実際は違います。
国債は、
👉 金利が変わったら見直せるように設計された商品
だからこそ、
- 1年後に解約できる
- ペナルティも最小限
という仕組みになっています。
途中解約は
「例外」でも「裏ワザ」でもありません。
想定された使い方の一つです。
本当に損になるのは、こんなケース
もちろん、
途中解約が向かないケースもあります。
- 金利差が小さい
- 残存期間が短い
- すでに満期が近い
こうした場合は、
無理に動かず持ち切るのが正解です。
重要なのは、
👉 損か得かは、状況で決まる
ということ。
途中解約そのものが
損なのではありません。
ここまで来たら、次は数字で確認
ここまで読んで、
- 元本割れしない
- ペナルティは限定的
- 条件次第でプラスになる
という構造が分かったはずです。
次にやることは一つ。
👉 自分のケースで、本当にプラスになるか?
それを、
具体例と数字で確認していきます。
【実例】2025年7月に固定5年国債を買った場合

ここからは、
僕自身が実際に購入したケースで見ていきます。
条件は以下の通りです。
- 商品:個人向け国債・固定5年
- 購入金額:500万円
- 購入時期:2025年7月募集
- 購入金利:年0.96%(税引き前)
2025年時点では、
「国債としてはそこそこ高め」
と感じて買った人も多い水準だと思います。
実際、当時の感覚としては
「これ以上は、しばらく上がらないかも」
と思っていました。
1年後に見るポイントは、この2つだけ
この国債を、
購入から1年後に見直すと仮定します。
そのときに見るのは、難しい計算ではありません。
見るのは、次の2点だけです。
- ① 今の固定5年国債の金利
- ② 自分が買った0.96%との差
たとえば、
1年後の固定5年国債の金利が、
- 1.3% → 金利差 0.34%
- 1.5% → 金利差 0.54%
といった具合です。
ここで初めて、
「見直す価値があるか?」
という土俵に乗ります。
ペナルティはいくらになるのか?
途中解約すると、
直近2回分(1年分)の利息が差し引かれます。
このケースだと、
- 500万円 × 0.96% = 年48,000円(税引き前)
👉 ペナルティは 約48,000円
これが、
途中解約で支払う「確定コスト」です。
一度払えば、
それ以上増えることはありません。
金利差が生む“将来の差”
では、買いなおした場合はどうなるか。
仮に、
- 新しい固定5年国債の金利:1.5%
- 金利差:+0.54%
- 残存期間:およそ4年
とすると、
- 年あたりの利息差
→ 500万円 × 0.54% = 27,000円
これが、
残り4年間、毎年積み上がります。
- 27,000円 × 4年 = 108,000円
そこから、
- 解約ペナルティ:約48,000円
を差し引いても、
👉 差し引き+60,000円(税引き前)
になります。
じゃあ、即解約すべきか?
ここで大事なのは、
「必ず得する」と言い切らないことです。
このケースは、
- 金利差が0.5%前後
- 残存期間が約4年
という、
判断が微妙なラインでもあります。
さらに、忘れてはいけないデメリットがあります。
最大のデメリットは「拘束期間が延びる」
買いなおすと、
- 保有期間がリセットされる
- そこから再び5年間固定
つまり、
👉 資金拘束が1年、余計に延びる
これが、
固定5年国債を買いなおす最大の欠点です。
- 近い将来に資金を使う予定がある
- 流動性を重視したい
こういう人には、
金利差が多少あっても向かない選択になります。
この実例から言えること
このケースで分かるのは、
- 金利差0.5%前後は
👉「即断」ではなく「比較検討ライン」 - ペナルティを払っても
👉 数字上はプラスになる可能性がある - ただし
👉 拘束期間が延びるデメリットは無視できない
つまり、
👉 金利だけで決めてはいけない
ということです。
誰でも使える|固定5年国債の見直し計算式
ここまで読んで、
「結局、自分の場合はどう判断すればいいの?」
と思った方も多いはずです。
安心してください。
固定5年国債の見直し判断は、
難しいシミュレーションは不要です。
必要なのは、
たった1つのシンプルな式だけ。
判断はこの計算式だけ
(金利差 × 残存年数) > 解約ペナルティ
これが、
固定5年国債を見直すかどうかの基本式です。
意味を分解すると、こうなります。
- 金利差
→ 今買える固定5年国債の金利 − 自分が買った金利 - 残存年数
→ 満期まで残っている年数 - 解約ペナルティ
→ 直近2回分(1年分)の利息
具体的にどう計算する?
実際にやることは、とても簡単です。
① 自分の購入金利を書く
例:0.8%、0.96% など
② 今の固定5年国債の金利を書く
例:1.3%、1.5% など
③ 金利差を出す
例:
1.5% − 0.96% = 0.54%
④ 残存年数をかける
例:残り4年
0.54% × 4年 = 2.16%分
👉 これが、これから増える利息の“合計差”
ペナルティと比べるだけ
途中解約のペナルティは、
👉 1年分の利息(購入金利)
です。
例:
0.96%で買っていれば、
ペナルティは 0.96%分
先ほどの例だと、
- 将来の利息差:2.16%
- 解約ペナルティ:0.96%
👉 2.16% > 0.96%
数字上は、
解約・買いなおしでプラスになる
という判断になります。
迷ったら、この目安を使う
細かく計算するのが面倒な人は、
この目安だけ覚えておけばOKです。
- 金利差0.5%以上
- 残存期間3年以上
この2つがそろえば、
ペナルティを払っても
プラスになりやすい水準です。
逆に、
- 金利差が小さい
- 残り期間が短い
場合は、
無理に動く必要はありません。
この計算式で大切な考え方
ここで、ひとつだけ注意点があります。
この計算式は、
👉 「お金が増えるかどうか」だけを見る式
です。
実際には、
- 資金拘束が延びる
- 途中で使えなくなる期間が長くなる
というデメリットもあります。
だからこそ、
- 数字でプラスか
- 自分の生活に合うか
この2つをセットで考えることが大切です。
判断に迷わなくなる理由
この式を知っておくと、
- 感覚で悩まない
- ニュースに振り回されない
- 「今動くべきか」がはっきりする
ようになります。
固定5年国債は、
見直す前提で作られた商品です。
だから、
👉 見直す=失敗
ではありません。
👉 見直す=合理的な判断
です。
見直し不要なケースもある
ここまで読んで、
「じゃあ、全員が解約・買いなおしをした方がいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
答えは NO です。
固定5年国債は、
見直さなくても正解なケースも、ちゃんとあります。
金利差が小さい場合
まず一つ目は、
購入時の金利と、現在の金利差が小さい場合です。
たとえば、
- 金利差が 0.2%〜0.3%程度
- 大きな利上げが起きていない
このような状況では、
途中解約のペナルティを払ってまで
動くメリットは出にくくなります。
👉 無理に動かないのが正解です。
残存期間が短い場合
二つ目は、
すでに満期が近いケース。
残り1〜2年しかない場合、
金利差があっても、
- 得られる利息は限定的
- ペナルティの影響が相対的に大きい
という状態になります。
この場合も、
そのまま満期まで持つという判断は、
十分に合理的です。
「安心目的」で持っている場合
固定5年国債を、
- 生活防衛資金の一部
- 絶対に減らしたくないお金
として持っている人も多いと思います。
その場合は、
👉 利回りより「安心」を優先する判断
も、立派な正解です。
数字上は多少もったいなく見えても、
精神的な安定には代えられません。
無理に動かないのも立派な判断
ここで強調しておきたいのは、
👉 動かない=失敗
ではない、ということ。
固定5年国債は、
- 満期まで持てば
- 元本と利息が確定する
とてもシンプルで、優秀な商品です。
だから、
- 条件が合えば見直す
- 合わなければ持ち続ける
それだけでOK。
結論|固定5年国債は「1年後」に一度だけ確認しよう
ここまで読んでくれた方に、
結論をシンプルにまとめます。
固定5年国債でやることは、
たった一つです。
固定5年国債は「1年後」に一度だけ見直せばいい
固定5年国債は、
- 購入から1年経たないと解約できない
- いったん解約すると、再び5年固定になる
という特徴があります。
だからこそ、
👉 購入から1年後が、最初で最大の判断タイミング
この1回だけ、
条件をチェックすれば十分です。
それ以降は、
無理に何度も見直す必要はありません。
判断基準は、ずっと同じ
見るポイントは、記事の中で繰り返し出てきました。
✔ 購入時の金利と、現在の金利との差
✔ 残っている運用期間(残存期間)
そして目安はこれ。
- 金利差が 0.5%以上
- 残存期間が 3年以上
この2つがそろえば、
解約・買いなおしを検討していい水準。
逆に、
どちらか一つでも当てはまらなければ、
そのまま持ち続けて問題ありません。
日銀利上げ時代は「判断しやすい局面」
いまは、
- 日銀が利上げを進めている
- 国債の金利も段階的に上がっている
という、珍しく分かりやすい環境です。
金利がほとんど動かない時代よりも、
👉 「差」が見えやすい
👉 判断が数字でできる
そんなタイミングに入っています。
だからこそ、
1年後に一度だけ確認する価値があるのです。
見直す=失敗ではない
ここで、誤解してほしくないことがあります。
国債を見直すことは、
❌ 当時の判断が間違っていた
❌ 失敗を取り返す行為
ではありません。
環境が変わったから、
条件を見直す。
それだけの話です。
住宅ローンを見直すのと、
本質的には同じ。
👉 見直す=正常な行動
です。
最後に:やるべきことは、もう決まっている
このあと必要なのは、
「解約するか・しないか」で悩むことではありません。
👉 自分の購入金利を確認する
👉 今の固定5年国債の金利を見る
👉 残存期間を当てはめて計算する
それだけです。
数字を見て、
- 動くなら、納得して動く
- 動かないなら、安心して持ち続ける
どちらを選んでも、
それは「正しい判断」です。
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