シリコンバレー銀行破綻で金融不安の中、下落が続く銀行株を買うべきか?ポイントは3つ!

銀行の看板 ニュース
銀行の看板

どうも、銀行株大好きsnowです(笑)

今回は、銀行株に投資をするタイミングについてお話ししたいと思います。

先日、アメリカのシリコンバレーバンクが経営破綻しました。アメリカの銀行の破綻では史上2番目の規模で世界中に金融不安が広がり、日本の銀行株も大きく下落を続けています。

しかし、投資家にとってはこのような状況こそチャンスでもあります。

本記事では、シリコンバレー銀行破綻の影響を受けた銀行株に投資をするタイミングを見極めるためのポイントを3つお伝えしたいと思います。

スポンサーリンク

ポイント1:業績と財務から経営の安定性を確認する

銀行株に投資する際に重要なポイントは、企業の経営の安定性を確認することです。銀行は、顧客から預かった資金を貸し出し、その差額によって利益を上げるビジネスモデルを採用しています。つまり、銀行の収益は貸出金利や手数料に依存するため、経営環境が悪化すると貸し倒れリスクが高まり、企業の業績が悪化する可能性があります。

したがって、銀行株を選ぶ際には、企業の業績や財務状況を分析することが重要です。財務状況を確認する際には、以下のような指標を重視しましょう。

  • 不良債権比率:貸し倒れリスクを示す指標で、数字が大きいほどリスクが高いといえます。
  • 総資産利益率:企業の業績を表す指標で、数字が大きいほど収益性が高いといえます。
  • 収益性:銀行株の収益性を測る指標には、売上高や営業利益、純利益などがあります。売上高や純資産に対する純利益の割合であるROA(総資産利益率)やROE(自己資本利益率)も重要な指標です。一般的には、これらの指標が高いほど収益性が高いと言えます。
  • 資本力:銀行株の資本力を測る指標には、自己資本比率があります。銀行が自己資本(自己資金)をどれだけ持っているかを知ることも重要です。

これらの指標を確認することで、企業の安定性を把握することができます。

こちらのサイトは銀行株を比較するとき便利ですよ。

ポイント2:銀行株の割安度と将来性を評価する

株価が1株当たりの純資産(BPS)に対してどれくらい割安かを示すPBR(株価純資産倍率)や、株価が1株当たりの利益(EPS)に対してどれくらい割安かを示すPER(株価収益率)などの指標で割安度を判断できます。

一般的に、PBRが1倍以下やPERが10倍以下の銘柄は割安とされますが、銀行業界ではPBRは0.3倍、PERは8.2倍という低水準で推移しています。これは、金利引き上げや経済減速などの影響で銀行業界の収益性が低下していることや、金融不安や市場変動などのリスクが高いことなどが理由と考えられます。

また、近年ではフィンテック企業や仮想通貨などの新興企業が台頭し、銀行業界に大きな変化が訪れています。

これらの変化に対応するために、銀行業界ではデジタル化やネットワークの強化など、積極的な業界再編や改革が進められています。投資家は、銀行業界全体の動向にも注目し、企業の戦略や競争力を評価することが重要です。

したがって、銀行株は、割安度だけでなく、将来性も考慮して評価する必要があります。

銀行株の将来性を判断するポイント

  1. 金利の動向に注目する:金利が上昇すると、銀行の融資利益が増えるため、株価にもプラスになります。逆に、金利が低下すると、銀行の収益力が低下するため、株価にもマイナスになります。
  2. 成長戦略に注目する:銀行業界は、人工知能やフィンテックなどの技術革新によって、コスト削減や収益源の多様化などを図っています。 これらの取り組みが成功すれば、銀行の競争力や収益力が高まるため、株価にもプラスになります。
  3. 社会貢献に注目:銀行は地域社会と密接な関係にあります。地域経済が活性化すれば、銀行の貸出需要や預金残高も増えるため、株価にもプラスになります。

以上のように、銀行株の将来性を判断するには、金利や成長戦略、地域経済や社会貢献などの複合的な要因を考慮すると良いでしょう。

ポイント3:銀行株のリスクとリターンを見極める

銀行株に投資するときには、リスクとリターンのバランスを考えることが重要です。

リスクとは、投資した金融商品の価格が予想と異なる方向に変動する可能性のことで、変動幅が大きいほどリスクが高くなります。リターンとは、投資した金融商品から得られる収益のことで、配当や利息、株価上昇などがあります。

一般的に、リスクが高いほどリターンも高くなる傾向がありますが、逆に損失も大きくなる可能性があります。

銀行株のリスク要因

  • 金利変動:金利が低下すると、銀行の貸出利益が減少し、株価にもマイナスに影響します。逆に、金利が上昇すると、銀行の貸出利益が増加し、株価にもプラスに影響します。
  • 景気変動:景気が悪化すると、銀行の貸出需要が減少し、貸倒れリスクも高まります。これは、銀行の収益力や信用力を低下させ、株価にもマイナスに影響します。
  • 金融不安:金融機関や国家などの信用不安や破綻などが発生すると、市場全体にパニックが広がります。これは、銀行の資金調達や取引相手への影響を及ぼし、株価にもマイナスに影響します。

銀行株のリターン要因

  • 配当:銀行株は一般的に高配当であり、投資家に安定した収入を提供します。配当は株式保有者に対する利益分配であり、業績や経営方針などによって決まります。
  • 株価上昇:銀行株は市場や業界の動向だけでなく、個別の経営戦略や業務効率化などによっても株価が上昇する可能性があります。株価上昇は投資家に資産価値の増加をもたらします。
  • 株主優待:銀行株は一部の銀行が株主優待制度を導入しており、金利優遇や手数料割引などのサービスを受けることができます。株主優待は投資家に金融サービスの利便性や節約効果をもたらします。

まとめ:今、銀行株を買うべきか?

現在、アメリカでシリコンバレー銀行などが相次いで破綻したことで、日本の銀行株も下落傾向にあります。このような状況では、一見、安く銀行株を買えるチャンスに見えるかもしれませんが、実際には慎重な判断が必要です。

まず、ポイント1から見ると、アメリカでの金融不安は日本の金融システムへの影響は限定的だとされていますが、金融市場への影響は無視できません。特に、アメリカで利上げが進むと日本でも金利が上昇し、債券価格が下落する可能性があります。これは、債券運用に依存している日本の銀行にとってマイナスです。また、円高ドル安が進むと日本経済や輸出企業にも打撃を与えます。これは、景気や貸出需要にも影響します。したがって、アメリカでの金融不安は日本の銀行業界にもネガティブな影響を及ぼす可能性が高いと言えます。

次に、ポイント2から見ると、日本の銀行は業績や財務状況において大きな差があるとは言えませんが、それぞれに特徴や強みがあります。例えば、都市銀行は国内外の大企業や金融機関との取引が多く、国際的な金融サービスや投資銀行業務などに強みを持ちます。地方銀行は地域の中小企業や個人との取引が多く、地域密着型の金融サービスやコンサルティング業務などに強みを持ちます。信用金庫や信用組合は農業や商工業などの特定の業種や地域に特化した金融サービスや組合員向けの優待制度などに強みを持ちます。これらの銀行は、自らの特徴や強みを生かして、経営戦略や業務効率化などに取り組んでいます。

最後に、ポイント3から見ると、日本の銀行株はリスクとリターンのバランスが難しいと言えます。一方で、高配当で安定した収入を得られる可能性がありますが、他方で、金融不安や市場変動などによって大きく値動きする可能性もあります。また、高い配当は安定した収入源であるが、減配や無配になる可能性もあります。したがって、自分の目標リターンと許容リスクに合わせて投資判断をすることが大切です。

以上のことから、現在の銀行株に投資するタイミングや条件としては、以下のようなものが考えられます。

  • アメリカでの金融不安が収束し、金利や為替などのマクロ経済的な要因が安定すること。
  • 日本での景気回復や貸出需要の増加など、銀行業界の収益環境が改善すること。
  • 銀行ごとの業績や財務状況、経営戦略などを分析し、収益力や安全性、成長性などに優れた銀行を選ぶこと。
  • 銀行株の価格や配当水準を比較し、適正価格や適正配当利回りを判断すること。
  • 自分の目標リターンと許容リスクに応じて、投資期間や投資比率などを決めること。

私の個人的な意見としては、今は様子見が正解だと思います。もちろん、銀行株に投資するかどうかは、最終的にはご自身の判断になりますが、現在の状況では、リスクが高くリターンが低いという不利な状況にあります。安く買えるチャンスと思っても、安く買っても高く売れない可能性もあります。したがって、銀行株に投資するなら、より安定した環境になるのを待つ方が賢明だと思います。

私は、銀行株はデイトレのみでスイングで持ち越しもしていません。

スポンサーリンク

コメント