京セラ(6971)が決算発表を延期、米子会社へのサイバー攻撃の影響で

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こんにちは、電子部品大好きブロガーのsnowです(笑)

今回は、京セラが決算発表を延期したというニュースについてお伝えします。

京セラは4月25日、2023年3月期通期決算発表の日程を延期すると発表しました。本来は27日に開催する予定だったのですが、5月15日に延期することになりました。その理由は、米国子会社のKYOCERA AVX Components Corporation(KAVX)がサイバー攻撃を受けた影響で、決算数値の確定に時間がかかっているからだそうです。

KAVXはコンデンサーや抵抗器などの電子部品を製造する完全子会社で、京セラの売上高の約5%を占めています。サイバー攻撃は米国時間3月30日に発生し、米国内2拠点の一部システムが停止しました。4月18日時点で全てのシステムが復旧し、現在は正常に稼働しているということですが、電子部品の生産活動にも影響が出たようです(; ・`д・´)

京セラは「サイバー攻撃による被害額は現時点では未確定である」としていますが、「連結業績予想に大きな変更はない」と見込んでいます。しかし、市場では不安や疑念が広がっており、26日の株価は前日比と比べ下落しています。

サイバー攻撃は近年、世界各地で多発しており、企業や組織に大きな被害をもたらしています。京セラも今回の事件を教訓として、今後はさらにセキュリティ対策を強化していく必要があるでしょう。また、投資家や株主に対しても、決算発表延期の理由や影響範囲を詳しく説明し、信頼回復に努めることが求められます。

京セラは創業以来、「不可能を可能にする」という精神で様々な事業領域に挑戦してきた企業です。今回のサイバー攻撃も乗り越えて、さらなる成長を遂げることを期待しています。

個人的には、決算発表延期の内容が、粉飾決算とかじゃなくて安心しました(;^ω^)

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