
株ブログは「AdSenseでは稼げない」とよく言われます。確かに、相場観や雑感中心の記事だけでは、広告収益はなかなか伸びません。
それでも、AdSenseの初回支払い条件を理解し、検索される記事を意識して書くことで、株特化ブログでも8,000円の壁は現実的に超えられます。
この記事では、
- AdSense初回支払いの条件
- 振り込まれるタイミング
- つまずきやすいポイント
- 8,000円を早く達成するために実際にやったこと
を、実体験ベースでまとめます。
AdSenseの初回支払い条件【これだけ】
結論から言うと、株ブログでもAdSenseの初回支払い(8,000円)は十分到達可能です。
AdSenseの初回支払い条件はとてもシンプルです。
- 最低支払額:8,000円
- 本人確認の完了
- PIN(住所確認)の完了
- 銀行口座の登録
- 税務情報の提出
これらをすべて終えていても、収益が8,000円に達していなければ支払いは行われません。
「設定は全部終わっているのに振り込まれない」という場合、ほぼ確実に金額不足が原因です。
初回支払いは「いつ」振り込まれる?
振込タイミングの基本ルール
AdSenseの支払いは、
- 8,000円に到達した月の
- 翌月下旬
に行われます。
月の途中で8,000円を超えても、即日振込ではありません。月末で締められ、翌月にまとめて支払われます。
よくある勘違い
- 条件をクリアしたらすぐ振り込まれる → ❌
- 毎月必ず振り込まれる → ❌
8,000円に届いた月だけが支払い対象です。
株特化ブログでも8,000円は到達できる?
投資ブログを運営していると、AdSenseだけでなく税金の仕組みでもつまずきがちです。
特に優待クロスは、誰でも得をするわけではありません。
→ 優待クロスは“年間利益がある人”だけの特権って知ってた?
株ブログのAdSense収益が伸びにくい理由
株ブログは、
- PVが相場次第で安定しない
- 広告単価が特別高いわけではない
- SNS流入に偏りがち
といった理由で、AdSense収益は伸びにくい傾向があります。
それでも到達できる理由
一方で、
- 投資家が検索する疑問は多い
- 手続き・制度・税金系は需要がある
という強みもあります。
検索されるテーマを1本でも混ぜることで、収益の流れは変わります。
初回支払いまでにつまずきやすいポイント
PINが届かない
PINは海外から郵送されるため、届くまでに時間がかかります。 数週間〜1か月程度待つことも珍しくありません。届かない場合は、管理画面から再送申請が可能です。
最低支払額が「進行中」のまま
これはエラーではありません。 単に、収益が8,000円に達していないだけです。
戦争・ポリシー関連の警告が出て不安になる
これらは多くのユーザーに共通表示される注意書きです。 アカウントが制限されているわけではないので、過度に心配する必要はありません。
8,000円を早く達成するためにやったこと
正直に言うと、特別な裏技は使っていません。AdSenseの仕組み通りに動いただけです。
①検索されない記事と、検索される記事を分けた
株ブログでは、相場観や雑感の記事が増えがちです。これらは読まれても、検索流入はほとんどありません。
そこで、
- 検索される記事(疑問解決・HowTo)
- 読んでもらう記事(雑感・日記)
を役割で分けました。
8,000円に近づいたのは、検索される記事を意識して書き始めてからです。
②「1記事=1つの疑問」に徹した
1記事の中で話題を広げすぎると、検索では逆効果になります。
- 1つのキーワード
- 1つの疑問
- 1つの結論
に絞ることで、検索流入が安定しました。
③広告配置は触りすぎない
広告を増やせば稼げるわけではありません。
- 自動広告をON
- 見出し直下に1つ
- 記事下に1つ
これ以上は触らないと決めました。結果的にRPMは安定しました。
④テストや設定は最低限にした
PVが少ない段階で細かいテストをしても、効果はほとんどありません。
やるべきことは、
- 記事を書く
- 検索されるテーマを選ぶ
この2つだけでした。
⑤収益を毎日見ない
毎日見ても収益は増えません。 下がると手が止まる原因にもなるため、週1回だけ確認するようにしました。
⑥株ブログだからこそ運営ネタを入れた
株ネタだけでAdSenseを伸ばすのは正直厳しいです。
- ブログ運営
- AdSense
- 税金や手続き
といった、投資家と相性の良い周辺テーマを入れることで、検索需要と読者層の両立ができました。
まとめ|株ブログでもAdSense初回支払いは可能
- 初回支払い条件はシンプル
- 時間はかかるが不可能ではない
- 検索型の記事を1本入れるだけで流れは変わる
初回8,000円はゴールではなく、スタートラインです。

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