メタバース関連株に注目!今後成長が期待される企業や市場動向を分析

メタバース トレンド
メタバースのアバター

メタバースという言葉を聞いたことがありますか?メタバースとは、インターネット上に作られた3次元の仮想空間で、アバターと呼ばれる自分の分身を操作して、様々な体験やコミュニケーションができる世界のことです。メタバースは、VRやARなどの技術の発展により、ますますリアルで魅力的な空間になっています。この記事では、メタバース関連株について紹介し、将来性や投資ポイントを解説していきます。

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メタバースの何が注目を集めてる?

メタバースには、世界中の多くの企業や団体が注目しています。特にコロナ禍で外出や集まりが制限されたことで、メタバースは人々のコミュニケーションやエンターテイメントの手段として重要な役割を果たすようになりました。

音楽業界では、バーチャルライブや音楽フェスが開催されたり、観光業界では、バーチャル旅行や観光案内が提供されたり、教育業界では、バーチャルキャンパスやオンライン授業が行われたりといった具合に、さまざまな分野でメタバースの活用が進んでいます。

メタバースで婚活をしているニュースも見ましたよ。

メタバースで何ができる?

メタバースは多くの企業が注目するだけに、様々な事ができます。

  • ゲームの利用:メタバース内でゲームをプレイしたり、お金を稼いだりすることができます。例えば、Axie InfinityやICE Pokerなどがあります。
  • 他のユーザーと交流:メタバース内でアバターを作成し、他のユーザーとチャットしたり、友達を作ったりすることができます。例えば、Robloxやフォートナイトなどがあります。
  • イベント参加:メタバース内でライブやフェスなどのイベントに参加したり、自分でイベントを主催したりすることができます。例えば、トラヴィス・スコットのバーチャルコンサートや入学式・卒業式などがあります。
  • イベントの主催:メタバース内で自分の好きなテーマや内容のイベントを企画し、他のユーザーに招待したり、参加費を徴収したりすることができます。例えば、マインクラフトやあつまれ どうぶつの森などがあります。
  • 好きな部屋、世界の制作:メタバース内で自分の好みや趣味に合わせて部屋や世界を作成し、他のユーザーに見せたり、共有したりすることができます。例えば、REV WORLDSやバーチャル伊勢丹新宿店などがあります。
  • あらゆる世界の探索:メタバース内で現実世界にはないような空間や景色を探索し、新しい体験や発見をすることができます。例えば、DecentralandやVRChatなどがあります。
  • 仕事の利用:メタバース内で仕事場やオフィスを作成し、テレワークやコラボレーションを行ったり、仕事探しや採用活動を行ったりすることができます。例えば、Horizon WorldsやMeshなどがあります。
  • ショッピングの利用:メタバース内で商品やサービスを購入したり、自分で販売したりすることができます。例えば、STEPNやNFTマーケットプレイスなどがあります。
  • 学習・教育の利用:メタバース内で学校や教室を作成し、オンライン授業や勉強会を行ったり、知識やスキルを学んだりすることができます。例えば、EngageやEON-XRなどがあります。

これらは一例にすぎません。メタバースはまだ発展途上ですから、今後も新しいサービスや機能が登場する可能性が高いです。

メタバースでオススメのプラットフォーム

メタバースでおすすめのプラットフォームは、目的や好みによって異なります。

パソコンやスマホから簡単に楽しめるメタバース

Cluster(クラスター)は、日本で開発されたメタバースアプリで、ユーザー同士の交流をメインとしたプラットフォームです。スマホ・PCのどちらにも対応しており、アカウント登録をすれば誰でも無料でメタバースを体験可能です。メタバース内ではイベントなども定期的に開催されています。

VRchat(VRチャット)は、世界中のユーザーとコミュニケーションを取れるメタバースアプリで、PCやスマホだけでなく、VRデバイスにも対応しています。アカウント登録は必要ありませんが、登録するとより多くの機能が利用できます。メタバース内では、自分の好きなアバターやワールドを作成したり、他のユーザーが作成したコンテンツを楽しんだりすることができます。

パソコンやスマホから気軽にメタバースを楽しみたい方におすすめです。

メタバース市場の規模や成長率とは?

メタバース市場の規模や成長率は、調査会社や分析機関によって異なりますが、いずれも高い伸び率を示しています。

例えば、Report Ocean Co. Ltd. という調査会社は、2021年の世界のメタバース市場規模は626億米ドルであり、年平均成長率(CAGR)は39.1%で、2030年までに8,488億米ドルに成長すると予測しています。

また、Bloomberg社によると、2020年の世界のメタバース市場規模は約68兆円であり、年平均成長率は13.1%で、2024年には約111兆円にまで拡大すると予想されています。

日本国内のメタバース市場規模については、矢野経済研究所が2021年度時点で約744億円、2026年度には約1兆円にまで成長すると予測しています。

メタバース関連株

  • GMOペイメントゲートウェイ(3769):仮想通貨決済やブロックチェーン技術を活用し、メタバース内での取引を支援する決済サービスを提供しています。
  • ソニー(6758):VR技術やAR技術を持つ企業で、メタバース分野にも注力しています。
  • バンダイナムコ(7832):アミューズメント施設を運営する企業で、メタバース内でのエンターテインメントにも力を入れています。
  • メタリアル(6182):自動翻訳やVR空間でのコミュニケーションなどの技術を開発・提供する株式会社メタリアルです。
  • バンクオブイノベーション(4393):ゲームやメタバースに関連するコンテンツやサービスを開発・提供する株式会社バンクオブイノベーションです。

これら以外にもメタバースに関連する事業を行っている上場企業はありますが、一例としてご紹介しました。

メタバース関連銘柄への投資ポイント

メタバース関連銘柄に投資する際のポイントとしては、以下のようなものがあります

  • メタバースの市場規模や成長性を把握する
  • 各企業のメタバースへの取り組みや事業展開
  • 各企業の財務状況や株価
  • 仮想通貨やNFTにも注目する

メタバース内で使用される仮想通貨やNFT(非代替性トークン)にも注目が集まっています。仮想通貨は、国境を越えてスムーズに取引できる手段として、メタバース内でのアイテムやサービスの売買に利用されています。NFTは、デジタルアートやゲーム内アイテムなどの所有権を証明するトークンで、メタバース内での価値創造に貢献しています。

これらの仮想通貨やNFTは、メタバース内での需要が高まれば価値が上昇する可能性があります。

    まとめ

    今回はメタバース関連銘柄について書かせていただきました。

    メタバース関連銘柄や仮想通貨は種類が多く、その大半は成長途上の段階にあります。そのため、プロジェクトが停止したり、価格変動が激しかったりするリスクがあります。また、法規制やセキュリティなどの課題も未解決な部分が多くあります。

    メタバース関連銘柄は、以前大相場があったものの、その後は下落傾向にあります。メタバース市場はまだ発展途上であり、将来性が不確実な部分も多いのですが、成長性は期待されているので再度注目が集まれば、大相場がやってくるのではと予想しています。

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