
FOMCのニュースで、よく見かけるこの言葉👇
「ドットプロットがタカ派的で株安」
「ドットプロットがハト派に傾き株高」
……正直、
「ドットって何?」って思いませんか?🤔
金利は据え置き。
経済指標も無難。
それなのに株価が急落する。
その“犯人”が、
ドットプロットであることは少なくありません。
この記事では、
- ドットプロットとは何か?
- なぜ株価を動かすのか?
- 初心者はどこだけ見ればいいのか?
を、専門用語ほぼなしで整理します。
結論:ドットプロットは「金利の未来予想図」
ドットプロットを一言でいうなら、FRBメンバー19人による「今後の金利見通しアンケート」です。
市場(投資家)が予想していた未来と、このアンケート結果に「ズレ」が生じた瞬間に、株価は大きく動きます。
まずはこの一言だけ覚えておけばOKです👌
ドットプロットとは?超かんたんに

ドットプロットとは、
FRBメンバーが考えている
「今後の政策金利の見通し」を
点(ドット)で示した図表のことです。
- 横軸: 「今年末」「来年末」「再来年末」「それ以降」という時間軸
- 縦軸: 政策金利の水準(%)
- 点(ドット): 19人のメンバーが「適切」と考える金利の場所に1つずつ点を打ちます。
つまり👇
FRB内部の「本音アンケート」
と思えばOK。
初心者が見るべきドットプロットの見方【ここだけ】
初心者がチェックすべきは「中央値」だけ!
点はバラバラに打たれますが、細かい動きは無視してOKです。
ニュースで「FRBの見通しは〇%」と言われるのは、ドットのちょうど真ん中(中央値)のこと。この中央値が前回よりも「上がったか・下がったか」が最大の注目点です。
なぜドットプロットが株価を動かすのか?
理由はとてもシンプルです。
株価は「今」ではなく「未来」の金利で決まるからです。
株価は、
- 今の金利
ではなく - これからの金利がどうなるか
で評価されます。
ドットプロットは、
FRBがどの方向を見ているかを
一瞬で可視化してしまう資料なんです。
具体例:株が下がるパターン
たとえば👇
- 市場予想
👉 来年は利下げ3回 - ドットプロット
👉 利下げは1回だけ
この瞬間、
「思ったより金利高止まりじゃん…」
となり、
- 株安📉
- 金利上昇📈
- ドル高💵
が同時に起きやすくなります。
金利据え置きでも株が下がる正体、
これです。
タカ派・ハト派ってどう判断する?
初心者は、ここだけ見てください👇
✔ ドットの「中央値」
点はたくさん並びますが、
一番重要なのは真ん中(中央値)です。
- 中央値が上がった
👉 タカ派(株に逆風) - 中央値が下がった
👉 ハト派(株に追い風)
細かい点の動きは無視でOK。
注意!ドットプロットは「年4回」のお祭り
ドットプロットは、年8回あるFOMCのたびに出るわけではありません。
- 発表月:3月・6月・9月・12月(四半期ごと)
この4回のFOMCは、通常の会合よりも情報量が多くなるため、市場のボラティリティ(値動き)が非常に激しくなります。「3・6・9・12月は荒れる」と覚えておくだけで、心の準備ができます。
よくある勘違い(初心者あるある)
❌ ドットプロットは将来確定の金利
❌ FRBが必ずその通り動く
❌ 1人の発言より重要
全部違います。
ドットプロットは👇
- あくまで「現時点の予想」
- データ次第で簡単に変わる
- でも市場は本気で反応する
ここが厄介で、でも面白いところ。
※そもそもFOMC全体の仕組みや、なぜ市場がここまで敏感に反応するのかは、
こちらの記事で全体像を整理しています👇
👉 FOMCとは?株価が動く理由と初心者が見るべき3つのポイント
ドットプロットは「答え」ではなく「ズレ探し」
FOMC全体に言えることですが、
相場が動くのは
「結果」ではなく
「市場とのズレ」
です。
- 市場の期待よりタカ派 → 株安
- 市場の期待よりハト派 → 株高
ドットプロットは、
そのズレを一番分かりやすく見せてくれます。
初心者はどう付き合えばいい?
結論👇
👉 無理に売買しなくてOK
やることは3つだけ。
- ドットプロットの中央値を見る
- 市場予想より上か下か確認
- 「あ、ズレたな」と理解する
これだけで、
FOMC後の謎の急落・急騰に
振り回されにくくなります👌
まとめ
- ドットプロット=FRBメンバーの金利予測アンケート
- ドットプロットは3・6・9・12月の年4回だけ発表される
- 中央値だけ見ればOK
- 市場とのズレが値動きの正体
ドットプロットは怖い資料ではありません。
仕組みを知れば、
相場を冷静に眺めるための
「地図」になります。


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