
「損切り…本当に必要?」
株を始めたばかりの人なら、一度はこう思ったはず。
「まだ戻るかも…」って祈りながら、含み損を抱えたまま放置。
でも、その株、冷蔵庫で忘れた食材と同じです。
放っておくと、腐って、臭って、最後はゴミ箱行き…💸
しかも、50%以上の含み損なんて“普通にあるある”。
いつか戻るかもしれないけど、その間ずっと資金はロック…効率悪すぎです😇
じゃあ、どうすればいい?
答えはカンタン。損切りルールを“最初に”決めること。
でも「何%で切ればいいの?」「どうやって守るの?」って、
初心者にはハードル高そうに見えますよね🤔
この記事では…
✅ 損切りが必要な理由
✅ 初心者向けの目安(何%で切る?)
✅ 守るためのカンタンなコツ
今日で“祈る投資”は卒業しましょう!
損切りって本当に必要?🤔
投資を始めると、誰もが一度はぶつかる壁。
「損切り、した方がいいの?しない方がいいの?」
このテーマ、めちゃくちゃ奥が深いんです。
なぜなら、数字の話だけじゃなくて人間の心理が大きく影響するから。
実はここ、初心者がつまずくポイントNo.1。
ではまず、なぜ僕たちは「損切りができない」のか?
そこから見ていきましょう。
「まだ戻るかも…」初心者あるある心理
「含み損? でもそのうち上がるでしょ!」
気がつけば赤字がどんどん深くなる。
アプリを開くたび、数字を見て胃がキリキリ…。
なのに売れない。なぜ?
理由はシンプル。
損を確定する=負けを認めるのが怖いから。
でも、その心理に負けると「塩漬け株」への一本道です。
塩漬け株のリアルな末路…
想像してみてください。
100万円で買った株が30%下落して、今70万円。
「あとちょっとで戻るかも…」と願って半年放置。
結果、株価は動かない。
その間、新しいチャンスに100万円を使えなかったんです。
これ、投資で一番もったいないこと。
数字で見る“放置のコスト”💸
ちょっと計算しましょう。
- パターンA:損切りした場合
100万円で買った株が5%下落で損切り → 損失5万円
でも残り95万円で次の投資にGO! - パターンB:損切りせず30%下落して放置
半年後もそのまま。30万円の含み損+資金拘束
新しいチャンスを逃して、さらにメンタルも疲弊。
差は 25万円+時間ロス。
損切りが「防御」じゃなく「次の攻撃のための準備」ってわかりますよね?
恋愛でたとえると…
損切りしない投資家は、
「もう連絡来ない元カレ・元カノを半年待ってる人」みたいなもの。
その間、素敵な出会いのチャンスをスルーしてるんです。
恋愛なら笑い話で済むけど、お金は笑えません😂
投資も同じ。
切るときはスパッと切る!
それが結果的にあなたを守ります。
損切りの“基準”は何%?📏
「損切りって、どこで線を引けばいいの?」
この疑問、初心者だけじゃなくてベテランでも悩むテーマです。
答え:明確な基準を持つこと。
なぜなら、“感覚”でやると、ほぼ失敗するから。
ここでは初心者向けに、まず押さえておきたい目安を紹介します。
初心者向けの目安はコレ!短期5%・中期10%・長期20%
- 短期トレード:5%
- 中期(数か月):10%
- 長期投資:20%
「え、そんなに早く切るの?」って思いますよね。
でも、理由があります。
損は小さく、早めに止めることで次のチャンスに資金を回せるから。
数字で見る!損切りと“塩漬け”の差
例えば100万円を投資したとします。
- 5%損切りなら…
損失は5万円。
でも、95万円は次の投資にすぐ使える。 - 30%まで放置すると…
損失は30万円。
しかも、その銘柄が元に戻るまで半年、1年と資金が寝たままになることも珍しくない=機会損失がデカい!
こうして並べると、どっちが合理的か一目瞭然ですよね。
なぜこの基準が合理的なの?プロはこう考える
ウォーレン・バフェットも、投資で間違いに気づけば迷わず損切りします。
実際、かつてバフェットは航空株を手放し、こう言いました。
「事実が変わったら、行動を変える」
つまり、損切りは“負け”ではなく、“資金を守る”ための攻めの戦略。
プロの投資家たちは、基準を持たないことを最大のリスクと見ています。
損失を最小に!ブレない投資を続ける3つのワザ🛡
「わかってるけど…損切りはつらい」
そんな初心者さんにこそ試してほしいのが、この3つ。
感情に左右されず、資金を守るための“攻めのルール”です。
逆指値で自動ガード!📉
「うっかり放置」がいちばん危険。
だからこそ、逆指値を設定しましょう。
損失が一定ラインに達したら、自動で売ってくれる仕組みです。
✅ 初心者の目安はコレ!
- 短期(数日〜1週間) → −5%
- 中期(数週間〜数か月) → −10%
- 長期(年単位) → −20%
このルールを決めておけば、感情ゼロで損切りできるんです。
しかも、画面に張り付かなくてOK。
“機械におまかせ”で、あなたの資産を守りましょう。
“機械におまかせ”で、あなたの資産を守ります。
感情に勝つ!心理トリック🧠
「まだ戻るかも…」は初心者あるある。
でも、数字で決めておけば感情はシャットアウトできます。
おすすめは「自分への手紙」トリック。
エントリー前にこう書くんです👇
「この株が◯%下がったら、即売る。
それ以上の損は未来の自分に負担をかけるだけ。」
書くだけで不思議と守れる。
“感情投資”から“理性投資”へシフトできる魔法の一手。
希望投資をやめて、ルール投資に!📅
「きっと戻るはず…」
この“希望”が、損を広げる最大の原因。
解決策はシンプル。
最初から出口を決めておくこと。
因みに僕のスイングトレードのルールはこうです👇
「月曜の寄りで買って金曜の大引けで必ず決済」
どんなに含み益でも、含み損でも、金曜に必ず決済します。
自分の中での鉄の掟!
感情ゼロの機械投資ができるようになれば初心者卒業です😎
ルール投資は、あなたを“負けない仕組み”に変えてくれます。
✅ この3つを取り入れるだけで…
- 「損切りがつらい…」は「損切りしてよかった!」に
- ブレない投資=長生きできる投資
- 今日からあなたもルール投資デビュー
まとめ+今日からできる損切りチェックリスト📒
損切り完全ガイド、いかがでしたか?
ここまで読んだあなたなら、もう「損切りって怖い…」は卒業です。
でも、知識だけでは意味がありません。
今日から動くためのチェックリストを作りました。
今日からできる損切りチェックリスト✅
- マイルールをノートに1行書く
- 例:「短期なら−5%で損切り」
- 文字にするだけで、感情に負けにくくなる
- 逆指値を設定して自動で守る
- 5%・10%・20%など、自分の期間に合ったラインを入力
- 感情トリックを実践する
- エントリー前に「この株が◯%下がったら即売る」と紙やアプリにメモ
- ルール投資を一度試す
- 例:スイングなら「月曜寄りで買って金曜大引けで決済」
- どんなに含み益・含み損でもルール通りに動く
【おすすめ記事】
株初心者の方は、損切りだけでなく投資スタイル選びも大事です。
【長期投資のすゝめ】短期・デイトレードが株初心者に危険な理由もあわせて読むと、より安全な投資の進め方がわかります。
関連記事:損切りの重要性と心理的要因
損切りの心理的なハードルについて、詳しく知りたい方は三菱UFJ eスマート証券のコラム記事も参考にしてください。
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