化粧品株に投資するならこの3銘柄!コロナ禍でも業績好調な理由とは?

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どうも、投資ブロガーのsnowです。

3月13日からマスク着用が個人の判断になりました。煩わしいマスクともおさらばと思う人もいれば、マスクを外すということは、化粧しないといけないし、男性は無精ひげを隠すこともできません。そこで今回は、化粧品需要が回復する今こそ注目したい化粧品株を3銘柄紹介します。

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はじめに化粧品株とは

化粧品株とは、化粧品や美容関連の商品やサービスを提供する企業の株式のことです。化粧品株には、国内外で人気の高いブランドや製品を持つ大手メーカーや、ネット通販や口コミで話題になっている中小企業などがあります。化粧品株の魅力は、以下の3つが挙げられます。

  1. 需要が安定していること:化粧品は女性だけでなく男性にも必要不可欠なものです。特に日本では、美意識が高く、年齢や季節に応じてさまざまな化粧品を使う人が多いです。また、日本の化粧品は世界的にみても高品質で信頼性が高く、アジア市場で人気があります。これらのことから、化粧品需要は安定しており、景気変動に左右されにくいと言えます。
  2. 成長性が高いこと:化粧品業界は常に新しい技術やトレンドを取り入れており、革新的な製品やサービスを開発・提供しています。例えば、オーガニックやナチュラルな素材を使った化粧品や、個人の肌質や好みに合わせてカスタマイズできる化粧品などが注目されています。また、インターネットやSNSを活用した販売方法やマーケティング方法も進化しており、消費者とのコミュニケーションや信頼関係を築くことができます。これらのことから、化粧品業界は成長性が高く、将来的にも市場規模が拡大する可能性があります。
  3. 株主優待が充実していること:化粧品株では自社製品を株主優待として贈呈する企業が多くあります。これは消費者目線で自社製品の良さをアピールするためでもありますが、株主目線では自社製品を試す機会や割引価格で購入する機会を得られるメリットがあります。これらのことから、化粧品株では株主優待が充実しており、投資家から人気が高いです。

資生堂(4911)コロナ禍でも海外市場で高成長を続ける化粧品大手

資生堂は、日本を代表する化粧品メーカーです。国内外で多くのブランドや製品を展開しています。資生堂の強みは、高い技術力と研究開発力によって革新的な化粧品を生み出すことや、世界各地の消費者ニーズに応えることです。

【業績】

2022年12月期の連結最終利益は前期比27.1%減の342億円
2023年12月期の連結最終利益は前期比18.1%減の280億円に減る見通し
2021年度は新型コロナウイルスの影響を受けたものの、日本を除く各地域では売上高が大きく回復し、売上高は前年比12.4%増の1兆352億円となりました。

資生堂(4911)は、新型コロナウイルスの影響が軽減し、日本や中国で化粧水や美容液を中心に販売が回復するほか、欧米でも香水などが伸びることなどから2023年12月期のコア営業利益が前期比で17%近い増益になる見込みです。

【株主優待】

優待内容優待獲得株数備考
自社グループ会社商品1,500円相当
10,000円相当
100株以上
1,000株以上
1年以上継続保有の株主のみに贈呈
権利確定月は12月

【配当金】

資生堂の1株当たりの配当金は50円で、配当利回りは0.63%(税引き前)です。2022年12月期の期末配当には創業150周年記念配当として50円が加えられています。

資生堂の配当利回りは低いですが、資生堂は長期的な成長戦略を掲げており、今後も増配傾向が続く可能性があります。

マンダム(4917)男性用化粧品に強みを持ち、アジア圏で人気の企業

マンダムは、男性用化粧品やヘアケア製品を中心に展開する化粧品メーカーです。「ギャツビー」や「ルシード」など国内外で人気の高いブランドや製品を多数保有しています。マンダムの強みは、男性向け市場に特化した商品開発や販売戦略によって高いシェアと知名度を獲得していることや、インドネシアなどアジア市場で高い成長率を示していることです。

【業績】

2023年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は23億円の黒字(前年同期は5.9億円の赤字)に浮上し売上高も17%増収となっています。

また、通期の連結経常損益を従来予想の13.5億円から16億円に18.5%上方修正しました。ただし、連結最終損益は7.5億円から5億円に33.3%下方修正しました。

直近2年間の業績推移を見ると、売上高は減収が続いており、営業利益も赤字が続いています。しかし、今期はコロナ禍で低迷していた海外市場や国内店舗販売が回復しており、収益性も改善しています。

【株主優待】

優待内容名優待獲得株数備考
自社製品詰合せ(化粧品等)100株以上送付時期 毎年6月初旬
権利確定月 3月
株主優待

【配当金】

2023年3月期の予想配当金は、1株あたり38円(中間19円、期末19円)です。現在の株価(2023年3月17日時点)で計算すると、配当利回りは約2.68%です。

アイスタイル(3660)化粧品の口コミから始まった革命

アイスタイルは、化粧品コミュニティサイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営をしています。また、「@cosme」の運用そのものや、運用を通じて得たデータやノウハウをもとにECや店舗販売、マーケティング支援や人材ビジネスなど様々な領域へビジネス展開を行っています。

【業績】

2022年6月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比9.6 %増の171億900万円と増収しましたが、営業利益、経常利益、純利益はそれぞれ6億3300万円、6億9300万円、6億300万円の欠損となりました。

2023年6月期の業績予想は、売上高が前期比16.3%増の400億円、営業利益が5億万円、経常利益が1億7000万円、親会社株主に帰属する当期純利益が3000万となっています。

【株主優待】

優待内容名優待獲得株数備考
6,400円相当のオンラインサイト買物割引券100株以上※自社子会社運営ショッピングサイトにて、600円券は3,000円(税抜)以上の買物につき1枚、1,000円券は5,000円(税抜)以上の買物につき1枚利用可
店舗買物10%割引券3枚100株以上自社子会社店舗にて利用可(一部除く)1回につき買物限度額は3万円(税抜)
権利確定月 6月

【配当金】

アイスタイルは、2023年6月期において、中間・期末ともに配当金を0円としています。過去の実績では、2015年6月期から2018年6月期まで、年間0.5円の配当金を支払っていましたが、2019年6月期以降は配当金を見送っています。

まとめ

マスク着用が自己判断になり、化粧品株は追い風を受ける可能性があります。口紅や肌ケア用品などは、コロナ禍のマスク着用で使用頻度が減っていましたが、需要復活の兆しが既に出てきています。また、化粧品はインバウンド(訪日外国人)消費にも左右されます。

化粧品株は今後も成長が期待できるテーマ株です。

「コーセー(4922)」、「ポーラ・オルビスホールディングス(4927)」、「ファンケル(4921)」、「ノエビアホールディングス(4928)」などの化粧品メーカー株や、「KHネオケム(4189)」、「ADEKA(4401)」などの化粧品原料メーカー株は今後も注目されそうです

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