どうも、ドラッグストア大好きsnowです(笑)
私は、ツルハHD<3391>の株主(100株だけ)であり、同社の店舗にはよく買い物に行きます。ツルハは、商品の品揃えや価格、サービスなどが充実しており、お得感があります。また、株主優待も魅力的で、割引カードや商品券がもらえます。そんなツルハが、3月23日に第3四半期決算を発表しました。その内容は、どうだったのでしょうか?今回は、ツルハの決算内容と今後の株価の見通しについて、私なりに分析してみたいと思います。
ツルハHD:第3四半期決算内容
2023年3月23日に発表されたツルハHDの第3四半期の決算内容をまとめてみました。
- 2023年5月期第3四半期(2022年5月16日~2023年2月15日):連結経営成績は、売上高7314億円(前年同期比5.7%増)、経常利益378億円(同11.6%増)、四半期純利益217億円(同14.9%増)となっています。
- 2023年5月期の連結業績予想:売上高9688億円(前期比5.8%増)、経常利益425億円(同5.3%増)、純利益226億円(同5.9%増)となっており、第3四半期の進捗率は88.9%と高い水準です。
- 配当金:中間配当を83.50円から116.50円に上方修正(増配)しました。期末配当も116.50円を予定しており、通期配当は233.00円となります。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けながらも、人流回復やコロナ関連商材の販売拡大などにより業績が伸びたようです。
ツルハHD:今後の株価の見通しは?
この決算を受けてツルハHDの今後の株価の見通しは、様々な要因によって変動する可能性があります。しかし、一般的には、決算内容や業績予想が市場の予想を上回ると株価は上昇し、下回ると株価は下落する傾向があります。また、配当金や株主優待などの株主還元策も株価に影響を与える要素になります。
ツルハHDの2023年5月期の連結経常利益の平均予想は42.1億円となっています。これに対して、ツルハHDは、第3四半期決算で37.8億円の経常利益を発表し、通期見通しを42.5億円に据え置きました。つまり、第3四半期までの累計経常利益は市場予想を上回り、通期見通しも市場予想を上回っていることになります。このことから、ツルハHDの決算は市場の評価が高いと言えます。
また、中間配当を上方修正し、通期配当も233円と高い水準を維持しており、株主優待も充実しています。これらのことから、ツルハHDの株価は堅調に推移する可能性が高いと予想できます。
ツルハHD:株主優待
ツルハホールディングスは、100株以上保有する株主に対して、以下の優待を提供しています。
- 5%割引になる株主優待カード1枚
- 株主ギフト券2,500円分(500円券×5枚)
- 3年以上の長期保有で株主ギフト券1,000円分(500円券×2枚)の追加
株主優待カードは、ツルハグループ各店でお買い物の際に提示すると、お買い上げ額から5%割引されます。一部割引対象外の商品もあります。また、毎月1・10・20日のツルハお客様感謝デーや毎月15・16・17日のツルハドラッグシニア感謝デーには、ポイントカードと併用すると10%割引になります。
株主ギフト券は、ツルハグループ各店でお買い物に使える商品券です。また、未使用の株主ギフト券冊子を返送することで、プライベートブランド商品詰合せや北海道グルメカタログギフト、花田養蜂園の純粋蜂蜜と交換することもできます。
株主優待カードと株主ギフト券は、毎年5月15日を基準日として、8月中旬に総会決議通知に同封して発送されます。有効期限はお手元に届いた日から翌年8月31日までです。
株主優待カードは毎回5%割り引かれるので重宝しています(*‘ω‘ *)
ツルハHD:株価指標で同業他社と比較
ツルハHDとマツキヨココカラの株価指標を比較してみます。
株価指標とは、株価の水準や魅力を測るための指標で、PERやPBRなどがあります。PERは株価を1株当たり利益(EPS)で割ったもので、株価が利益に対して割高か割安かを判断するのに使われます。PBRは株価を1株当たり純資産(BPS)で割ったもので、株価が純資産に対して割高か割安かを判断するのに使われます。
ツルハの3月23日終値の株価は8470円で、会社予想の2023年3月期連結EPSは270.20円ですから、PERは18.13倍となります。一方、3月23日現在のマツキヨココカラの終値株価は6670円で、会社予想の2023年2月期連結EPSは287円ですから、PERは23.25倍となります。このことから、PERの観点ではツルハの方が利益に対する株価水準が低く、割安と言えます。
また、ツルハの2022年3月期連結BPSは5,593.86円ですから、PBRは1.51倍となります。一方、マツキヨココカラの2022年2月期連結BPSは3,422.58円ですから、PBRは1.93倍となります。このことから、PBRの観点でもツルハの方が純資産に対する株価水準が低く、割安と言えます。
以上のことから、株価指標を比較すると、ツルハHDの方がマツキヨココカラよりも割安とみることができます。
まとめ
今回は『ツルハHD好決算!第3四半期決算を発表!今後の株価の見通しは?』というタイトルで書かせてもらいました。
売上高と利益ともに増加し、増配もあり通期計画に対する進捗率も高く、好決算だったと思います。
私は、ツルハの株主として、同社の業績やサービスに満足しています。決算を受けて上昇期待で買いたい人や、株主優待目当ての長期で投資を考えている人にとって、魅力的な銘柄になってくれることを期待したいです。
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