ミライアル(4238)決算発表!業績好調!今後の成長期待から買われる展開になるか?

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本日の相場お疲れさまでした。snowです。

今日の日経平均も強かったですね。ダウは500ドル以上下げてたのに(・_・;)

ハイテク分野で注目を集める半導体業界。その中でも、半導体ウエハ容器を専門に手掛けるミライアル(4238)は、2023年3月8日に2022年1月期の決算を発表しました。今回は、同社の決算内容と今後の見通しについて解説していきます。

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【好調な業績を発表】

決算を要約すると以下のようになります。

23年1月通期単体

  • 2023年1月期に売上高、営業利益、経常利益、当期利益全てで前年比で増加しており、特に営業利益は前年比で101.4%増加しました。
  • 2024年1月期の売上高はまだ発表されていないが、この期間にもさらに成長することを予想しています。
  • 1株利益は前年比で増加しており、1株年間配当、1株Q2配当、1株Q4配当も全て増加している。

23年1月 連結

  • 2023年1月期に売上高、営業利益、経常利益、当期利益全てで前年比で増加しており、特に営業利益は前年比で118.5%増加しました。
  • 2024年1月期の売上高はまだ発表されていないが、この期間にもさらに成長することを予想している。
  • 中間期予想に関する情報は提供されていない。
  • 1株利益は前年比で増加しており、1株年間配当、1株Q2配当、1株Q4配当も全て増加している。
  • 当期利益は前年比で増加しており、この数字は親会社株主に帰属する当期純利益である。

剰余金の配当(増配)

剰余金配当についてのお知らせ内容を要約すると以下のようになります。

  • 2023年1月31日を基準日として、剰余金の配当を行うことが決議された。
  • 配当金は、1株当たり30円で、配当金総額は270百万円となる。
  • 配当効力発生日は2023年4月26日であり、配当原資は利益剰余金である。
  • 配当の理由は、株主の利益還元と財務の安全性を重視し、将来に向けた新製品の開発や新規事業の創出に備えた資金需要を考慮して実施するため。
  • 期末配当金は1株当たり30円で、年間配当金は1株あたり55円を予定している。

配当金総額は前期実績の225百万円から270百万円に増加していますが、1株当たり配当金は直近の配当予想と同じ30円であり、前期実績の25円よりも増額されています。また、年間配当金も前期実績の45円から55円に増額されています。したがって、増配ですね。

【成長期待から買われる展開になるか?】

今回の決算発表によると、配当予想が前期実績よりも上回り、また当期の配当金も増配となることが決定されたとのことです。これらの事実から、株主にとっては配当性向が高まり、利益配分が改善されたと判断される可能性があります。

次に、ミライアルの今後の見通しについて考えてみましょう。半導体業界は、今後もIoTや自動運転技術などにより需要が拡大すると見込まれています。同社が手掛ける半導体ウエハ容器も、これらの技術の進化に伴い需要が増えると予想されます。

また、将来の事業展開に向けた新製品の開発や新規事業の創出に対して、内部留保を行いながら財務体質の強化を図り、資金需要に備えた上で配当を実施することが発表されました。これは、長期的な視野で事業を展開するための堅実な経営方針と評価できます。

まとめ

ミライアルの2022年1月期決算は、好調な業績を報告しており、今後の成長戦略にも期待が寄せられています。配当金の増加も示唆され、長期的な上昇トレンドになることを期待したいと思います。

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