テンポスHD(2751)業績と配当予想の下方修正発表 株価への影響は?

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どうも、株道経済研究所の管理人snowです。

今回は、ネガティブな発表があったテンポスHDにも注目したいと思います。

テンポスHD

テンポスホールディングス株式会社は、飲食店や商業施設、ホテル等の企業向けに、厨房機器・調理器具・食器などの供給、設置、保守・修理を行うサービスを提供している会社です。また、中古の厨房機器の買取・販売事業も行っており、再生した機器をリーズナブルな価格で提供しています。

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業績と配当の修正発表の内容

発表の内容を要約すると以下のようになります。

業績について

株式会社テンポスホールディングスは、2023年4月期(2022年5月1日〜2023年4月30日)の通期業績予想と配当予想を修正したことを発表しました。修正された業績予想では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株式に帰属する当期純利益の全てが前回発表した予想よりも低い見込みとなっています。

修正の理由として、新型コロナウイルス感染症の長期化による影響と、昨今の世界情勢による厨房機器メーカーの納品遅延や値上げ要請への対応により、主に物販セグメントにおいて売上高が当初の予想よりも下回る見込みとなったことが挙げられます。また、営業利益においては、人員増加に伴う人件費の増加分を吸収するまでには至らず、前回予想よりも低い見通しとなったとのことです。

配当について

配当については、前回の予想は11円でしたが、今回は9円に下方修正されました。また、現在の四半期の実績は0円であり、前期の実績は10円でした。修正の理由は、内部留保による経営基盤の強化や新規出店・新規事業開発などによる株主還元が最大化されると考えているためです。2023年4月期の期末配当については、今後の業績や事業展開を勘案し、1株当たり9円と決定されました。ただし、実際の業績は予想と異なる可能性があることに留意する必要があります。

株価への影響は?

一般的には、配当金の減額や利益予想の下方修正などは、株主にとって悪材料とされることが多いです。これは、配当金が減ると株主の収益が減少し、また、業績の下方修正は企業の成長や収益性に懸念があることを示唆するためです。

ただし、企業が将来的により高い成長や収益性を見込んでいる場合には、一時的な配当金の減額や業績の下方修正があっても、株主にとっては長期的な利益に繋がる可能性があります。従って、株主は企業の経営戦略や将来性についても考慮し、単一の発表だけでなく、企業の総合的な業績や展望を見極める必要があります。

まとめ

テンポスホールディングス株式会社が発表した業績および配当予想の下方修正について、短期的には厳しい下げがくると予想します。

私は板の状況を見ながらですけど、空売りを入れようと思っています(;^ω^)

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